第473回:特許相談するときに必要な特許の完成度は?

今回は、特許の相談のお話し。

中小製造業が最初に特許相談して、
そのまま特許が取れそうなレベルである
ことって、どれくらいあると思いますか?

70%くらい?
50%?
30%?

いえいえ、大体、0%です。

本当ですよ(*_*)
まあ、0%は言いすぎかもしれませんが、
感覚としては、ほとんどありません。

少なくとも、わたしのところに相談に
来られる場合に、
”これはスゴい、既に特許レベルです”
となることは、ほとんどありません。

それじゃ、その発明については、
特許が取れないのか、
というと、そんなことはありません。

重要なのは、
”そこからどう改善するか”
なんです(^○^)

ちょっとしたアイデアだけで
一攫千金を狙うような人は、
大抵、そこで終わります(^_^;

ちょっとしたアイデアというのは、
思考が浅いので、
産みの苦しみを味わうことなく、
楽しくできるんですね。

でも、そのレベルでは、
誰もが簡単に思いつくし、
みんな既に考えています(>_<)

なので、本当に好きな人や、
仕事でやっている人でない限り、
”そこからどう改善するか”
に本気で向き合いません。

ただ、しっかりと向き合えるのであれば、
だいたい特許までいけるんです(^O^)
その場合、こちらでいろいろサポート
しながら、現状の問題点を深めたり、
改善の方向性について、
一緒に考えていきます(-_-)゜zzz
思考を深くするんですね。
そして、こちらから課題を与えて、
別の日に再挑戦してもらいます。

この課題に食いついて来れれば、
これらを2~3回繰り返すことによって、
特許レベルにまで昇華させる
ことは可能です(^○^)

プロセスとしては、以下のとおりです。

(1)現状を把握する
(2)問題点をさらに深掘りする
(3)改善策を考える

これら(1)~(3)を3回転ほどさせれば、
特許レベルにまで引き上げることは
本当に可能ですよ(^o^)

なので、特許を取りたいけど、
取れるかどうか分からない、という人は、
”最初から特許レベルで相談する
ケースはない”
ということを認識して頂いて、
専門家にサクッと聞いてしまった方が
特許レベルまで格段に速く進みます。

専門家もそんなことは重々承知して
いますので、悩んでいるくらいなら、
専門家に聞いてしまいましょう(^o^)

続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・最初から特許レベルなんてない!
・現状に向き合って食らいつけるか!
・専門家にサクッと聞いた方が速い!
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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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