特許庁がスタートアップと一般事業会社とのマナーブックを公開!

代表弁理士 宮川 壮輔

政府がスタートアップ支援を強化して
いますね(^O^)
例えば、特許庁がこんなサイトを
公表しています。

●オープンイノベーションポータルサイト

特許庁「オープンイノベーションポータルサイト」

スタートアップ企業と一般の事業会社が
共同で事業を進めていこうという場合に
役立つ情報が掲載されています(^_^)b

例えば、こんな資料がありますね。

・オープンイノベーション促進のためのマナーブック

スタートアップ企業と一般の事業会社が
共同するためのマナー4箇条が
記載されています(・o・)

以下の4つです。

(1)ビジョンとゴールのすり合わせは徹底しよう
(2)リスクヘッジではなく、スピード重視で!
(3)双方の事業価値の総和の最大化を判断基準にしよう
(4)こまったときはOIモデル契約書にヒントあり

1つ目は、
(1)ビジョンとゴールのすり合わせは徹底しよう。
確かに、両者がなぜこのプロジェクトに
取り組んで何を実現したいのかを
共通意識として共有できていないと、
いずれ空中分解しそうですよね(^0^;)
これは、事業会社同士の共同でも同じだし、
1つの会社の中でも同じ。
例えば、会社のゴールが明確になっていないと、
社内の組織は脆弱になってしまいます(>o<)
この1つ目のマナーは、
“徹底しよう”ということに
特に意義がありそう。
まさに徹底した方が良いですね
(^O^)

2つ目は、
(2)リスクヘッジではなく、スピード重視で!
これは、一般論としてもよく聞きますね。
スタートアップ企業と大手企業との
スピード感の違いです(>o<)
スタートアップ企業のスピード感は、
本当に速いです
(°°)
限られた資金や資源の中で、
いち早く軌道に乗せて展開したい、
という狙いがあるので、
当然と言えば当然。
2つ目のマナーは、事業会社向けの
メッセージですね(^_^)b

3つ目は、
(3)双方の事業価値の総和の最大化を判断基準にしよう。
これも、スタートアップ企業と事業会社との
共同に限りませんd(^_^o)
ただし、スタートアップ企業のような
新規性の高いビジネスの場合、
リスクやリターンについて
不透明なことも多いため、
事前に細かな取り決めができない。

なので、少なくとも「判断基準」については
事前にしっかりと協議しておこう、
というわけです(^○^)
これは、結構重要なマナーだと思います。

4つ目は、
(4)こまったときはOIモデル契約書にヒントあり。
このサイトには、「OIモデル契約書」というのが
アップされています(・o・)

想定シーンがあって、
それぞれにモデル契約書と
契約書の逐条解説があります。
これは、実際の契約段階になったとき、
とても参考になるんじゃないかと思います。

ただし、このモデル契約書は、
いわゆるひな型とはちょっと違いますね。
ひな型だと、あらゆるケースに適合できる
ように、無難な形になりがち(^_^;
でも、このモデル契約書は、
想定シーンが設定されているため、
ひな型よりも具体的に踏み込んだ
内容になっているようです(^O^)
ですので、実際に使う場合は、
自分が置かれている状況と照らし合わせて、
このモデル契約書をあくまでも参考として
捉えるという意識でいることを
忘れないようにしたいですね
(^○^)


それでは、また次回。


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●●今回のネオフライト奥義●●

・特許庁オープンイノベーション促進!
・共同のためのマナーに注意!
・モデル契約書を参考に!

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