特許って取るのにどれくらい時間がかかるの?簡単に解説します

代表弁理士 宮川 壮輔

前回、
「特許行政年次報告書2022年版」
について紹介しました。

特許行政年次報告書2022年版が発表されました。簡単に解説します


今回は、意外とよく聞かれることについて、
この報告書から特許実務の実情を
見てみましょう(^_^)b

まずは、こんな質問。

●特許って取るまでにどれくらい時間がかかるの?

報告書には、
審査請求してから特許庁からの
最初のアクションがあるまでの期間が
公表されてます(^o^)

2021年は、平均約10ヶ月。
審査請求してから、約10ヶ月で
最初のアクションがあるんですね。
これが早いか遅いかは、
なかなか判断が難しいかもしれません。
でも、昔から知財実務をやってる人から
すると、非常に早くなりましたね
(・o・)
以前は、3年くらい平気で
かかってましたからね(>o<)

最初のアクションは、ほとんどが
拒絶理由通知のはずですから、
権利取得までは、ここからさらに
数ヶ月くらいかかるでしょう。
権利化までの平均期間は、
2021年で約15ヶ月となっています。
ということで、質問に対する答えとしては、
審査請求してから、約1年3ヶ月くらい
ということですね
(^_^)b

次いで、こんな質問。

●どれくらいの割合で特許になるの?

これは、特許査定率を見てみます。
まずは、特許査定率の定義、
つまり分子と分母を明確にしないと
いけませんね(^.^)
数式はこんな感じ。

特許査定率=
特許査定件数/(特許査定件数+拒絶査定件数+審査着手後の取り下げ・放棄件数)

分母を見ると、何らかの審査に
着手した案件をすべて含めて
いますねφ(.. )

ちなみに、特許査定や拒絶査定
というのは、特許庁審査官の
最終判断です
(^_^)b
審査官の最初のアクションとして
出されるのは、だいたいが
拒絶理由通知というもの。
これは、拒絶査定とは違います。
拒絶理由通知というのは、
最終判断である「査定」を出す前の
事前案内みたいなものです。
“このままでは、拒絶査定を出しますよ”
という案内です(・o・)

特許の手続きの場合、
だいたい拒絶理由通知が
事前に出されますので、
その拒絶理由通知に対応して、
意見書や補正書を提出します。

そうしたら、審査官がそれら意見書や
補正書を見て、再検討してくれます。
そして、その次に出すのが、
最終的な特許査定か拒絶査定という
ことになります( ̄^ ̄)ゞ

報告書によると、
2021年の特許査定率は平均で74.8%。
約75%が特許査定なんですね(°°)
もちろん、分野や案件によって
全然違いますが、意外と高いですね。
取り下げや放棄を含む拒絶査定率が
平均で25.2%。

拒絶理由通知が出されても、
そこから勝負すれば、
特許になり得る、ということが
お分かり頂けると思います(^o^)

ただし、そのためには、
出願時に、拒絶理由通知を
想定して、その拒絶理由通知に
対応できるだけのネタやアイデアを
組み込んでおくことが重要ですよ。


続きは、また次回。


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●●今回のネオフライト奥義●●

・特許までは約1年3ヶ月!
・特許査定率は約75%!
・出願時にネタを組み込もう!

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