特許行政年次報告書2022年版が発表されました。簡単に解説します

代表弁理士 宮川 壮輔

先日、特許庁が、
「特許行政年次報告書2022年版」
を発表しましたね(^o^)

https://www.jpo.go.jp/resources/report/nenji/2022/index.html


「特許行政年次報告書」というのは、
知財の出願数とか動向などを
まとめたものですφ(.. )

今回発表されたのは、
2022年版ですので、
2021年の結果をまとめたものとなります。

出願件数を見てみましょう(^_^)v

2021年の特許出願件数は、
289,200件でした。
2020年が288,472件でしたので、
微増というか、ほぼ昨年並みですね。

昨年2020年に、ここ数十年で初めて
30万件を割ってしまったので、
これ以上下がると日本の技術力が
ヤバそうだな、と思っていたので、
ちょっと安心しました(^O^)

この出願件数の中で、
中小企業の出願件数を
見てみましょう(^_^)b
2021年の中小企業の出願件数は、
37,875件でした。
実は、中小企業に限ってみると、
コロナ禍だというのに、2020年の
特許出願件数は増加したんですよね。
2020年が39,789件でした。
でも、2021年は、中小企業でも、
下がりましたね(ToT)
2020年の39,789件から、
2021年の37,875件で、
微減となりました。
2020年はコロナグッズ等の
開発意欲が高まったものの、
コロナ禍の長期化により、
さすがに、中小企業でも、
特許出願どころではなくなって
きたんでしょうね
(>o<)

実用新案を見てみると、
2020年が6,018件で、
2021年が5,239件となり、
こちらも微減ですね(T^T)

中小企業でも、
2020年が2,398件で、
2021年が2,001件。
こちらも減少してます。
ちなみに、2019年が1,888件
だったので、中小企業の
2020年の実用新案件数は、
コロナ禍だというのに、
27%も増加しました(・o・)
2020年にコロナ対応の商品企画や
開発が増えて、一時的に
件数が上がったんですね。
ところが、コロナ禍の長期化によって、
2021年は減少というパターン。

次は、意匠
物品のデザインですね(^_^)b
意匠の出感件数は、
2020年が28,812件で、
2021年が29,222件。
まあ、微増ですね(^0^)
その一方で、中小企業の
出願件数は、
2020年が9,192件、
2021年が8,953件で
微減となっています(>o<)

まあ、微差ではあるものの、
大企業が出願件数を
減らさなかったという感じですかね。
コロナ禍で先は見えなかったけど、
デザイン.保護の要請は、
さほど変わらなかったんですね。

最後に、商標
こちらは、ネーミングですね(^_^)b
商標の出願件数は、
2020年が163,148件で、
2021年が164,537件。
こちらも微増です(^O^)
中小企業に関しては、
2020年が83,007件で、
2021年が79,138件。
微減ですね(ToT)

こう見てくると、
大企業は、実用新案以外、
微増ですので、
2021年でコロナ禍の先が見えない中でも、
予算を削らずに、中長期的な視点を持って
知財に投資していたようです
(^O^)

一方、中小企業になると、
特許、実用新案、意匠、商標の
すべて、微減となっています。
中小企業の場合、
先が見えない中、
資金調達やキャッシュアウトの抑制の方が
重要だったでしょうから、
さすがに知財には投資すべきじゃない、
と判断されたんでしょう
(T^T)

この感じでいくと、
2022年は、大企業が現状維持、
中小企業が減少、という傾向が
続くんでしょうね(>o<)


続きは、また次回。


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●●今回のネオフライト奥義●●

・特許行政2022年版が公開
・大企業は予算維持?
・中小企業は知財縮小。

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