第384回:中小製造業の秘密管理とは?Part2

 

今回も、パクリ防止のお話し。

パクリ防止策としては、
ヒト回りの漏洩対策が最優先でした。
(^○^)

じゃ~、実際には、
どうやって漏洩対策を講じていけば
良いんでしょうかね?

一般的には、以下のような4ステップで
進めていきます。

1.情報の評価
2.秘密情報の再分類
3.分類ごとの対策の決定
4.ルール化

まずは、1.情報の評価ですな。
社内には、秘密情報やそうでない情報など、
いろいろな情報がありますよね。
全ての情報を流出しないように管理するのは、
負荷が過大になりすぎて非現実的ですし、
実際にも不可能です。
(>_<)

なので、最初に、いろんな情報を評価して、
秘密情報として流出防止を図るべきものを
決定しましょう。
p(^_^)q

例えば、各情報を、超重要・重要・軽微などの
カテゴリーに分けていきます。
そして、超重要の中から、
秘密情報として管理していく情報を
決定していきます。
(^○^)

その次に、2.秘密情報の再分類ですな。
全ての秘密情報を徹底管理するのは
負荷が過大になりすぎることが多いですね。
なので、秘密情報の中でも、
管理レベルの軽重を分けます。

秘密情報でもメリハリを付けて
管理していった方が良いですね。
(^_^)v

そして、3.分類ごとの対策の決定。
再分類した各秘密情報に対して、
どのような対策をしていくか、
ということですな。

これは、情報の種類や態様によって
異なってきますね。
例えば、デジタル情報であれば、
アクセス制限をかけたり、
スタンドアロンのパソコンを設置する部屋に
鍵をかけて管理したりします。

書類であれば、「秘密情報」である旨を
表示したり、
通し番号を付けて管理したり
することがありますな。
(^x^)

そして、最後に、4.ルール化です。
これは、ルールの文字化のことであり、
つまり、社内規定を作ることです。

例えば、管理責任者は誰にするとか、
秘密情報とは何かとか、
ルールを守るべき対象者は誰かとか、
そのようなルールを文書化しましょう。
φ(.. )

まあ、言葉にするのは簡単ですが、
そんなにすぐには組織的な構築体制は
築けないでしょう。

ある程度は時間をかけて
取り組むべきだと思いますよ。
(^○^)

続きは、また今度。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●

・秘密管理体制の4ステップ!
・まずは、情報を評価しよう!
・それから、秘密情報を決定しよう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

特許無料レポートお申し込みフォーム

業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ


*
*
メールアドレス*
コメント