第183回:中小製造業の特許の発想法とは?

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、今回は、発想のお話し。

発想といっても、発明の発想です。

発想で重要なのは、右脳的な発想ですな。

おそらく、社会を変えるような

インパクトのある発想の多くは、

右脳でなされているんじゃないかな(o^^o)

しか~しである。

わたしは、左脳的な発想も

かなり重要だと思っています。

論理的な発想ですな(^_^)b

ある人がいうには、

登録されている特許のうち、

約30%は、既存技術の簡単な組み合わせで、

約45%が、既存技術の複雑な組み合わせ

だそうです。

両方で約75%ですね。

おそらく、世の特許の

だいたい50%くらいは、

論理的な発想で、課題解決できてる

んじゃないか(=_=)

論理的な発想というと、

モレなくダブりなく、

ツリー構造で考えるのが基本。

でも、発明の論理的発想の場合、

ガチガチなツリー構造じゃない方が

良いような気がします。

構造と機能で作る感じ。

そして、「なぜ?」とか

「どうなる?」といった質問を繰り返していく。

例えば、カッターの刃が切れなくなるという

課題があるとしましょう。

なぜ切れなくなる?

→何回も使うから。

何回も使うとなぜ切れなくなる?

→紙や台紙と刃がこすれて、刃が削られていくから。

→刃先が丸くなるから。

まあ、他にも酸化などの原因も

あるかもしれませんね。

要するに、課題を根本原因まで

分解していって、

見える化して、

その根本原因に焦点を当てていく感じです。

そして、その根本原因に対して、

チェックリストなどの

所定のフレームワークに沿って、

考えていく。

これだけでも、

かなり課題解決には役立ちます。

特に、ブレスト方式で複数人でやれば、

もっと効果的。

これからは、左脳的発想も

鍛えていきたいですな。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

特許無料レポートお申し込みフォーム

業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ


*
*
メールアドレス*
コメント