第223回:3Dプリンタの種類と特許とは?

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、今回も、3Dプリンタのお話し(^0^)

3Dプリンタの造形方式を特許と絡めてお話ししましょう。

3Dプリンタは、造形方式によっていくつか分類されますね。

主としてこんな方式。

・光造形方式

・粉末造形方式

・熱溶解積層方式

 

言葉を見ると、小難しい感じですが、

原理自体は意外と簡単(^□^)

簡単に言うと、ある物質を積み重ねて

くっつけていく感じです(^0^)

例えば、熱溶解積層方式。

わが家のスリプリ師匠がこの方式ですね(^Д^)

まあ、こいつをご覧頂いた方が早いかな。

 

こいつは、樹脂を温めてゲル状にして、

一層ずつ積み上げて固めていく方式です。

イメージとしては、ソフトクリームを積み上げていく感じ(^0^)

ハッキリ言って、スリプリ師匠の動作をご覧頂ければ、

直感的に理解できちゃいます(^▽^)

これから、家庭用に入っていく方式はまずはこのタイプでしょう。

それから、粉末造形方式。

こいつは、粉末の層の一部を固めて、

そこに粉末の層を新たに設けて、

その新たな粉末の層の一部を固めて、

こいつを繰り返していくことにより、

固められた粉末を積み上げていく方式です(?_?)

ちょいとイメージし難いですが、この動画が分かり易いかな。

1:50~2:42あたりをご覧下さい。

 

 

粉末をレーザによって焼結させて固めながら

積み重ねていく感じがお分かり頂けるでしょう。

それから、光造形方式。

こいつも原理は似たようなモンですね。

光によって硬化する液体の光硬化性樹脂に

光を当てて固めながら積み重ねて行く方式です。

こんな感じ。

0:50~3:00あたりをご覧下さい。

 

 

まあ、結局、原理はどれも似たようなモンでしたね。

これらの方式の中で一番古いのが、

光造形方式です。

前回も書きましたが、3次元造形で世界初の特許出願は、

日本人である小玉秀男さんによってなされました。

小玉さんは、弁理士となって、現在でもご活躍中ですよ(°0°)

この小玉さんの特許出願は、1980年4月12日になされました。

結局 審査請求しなかったため、

特許にはならなかったようです(ToT)

このときの請求項がこんな感じ。

 


上面が解放されているか、もしくは光を透過する材質からなっている容器と、

該容器中に貯蔵された感光性樹脂と、

該感光性樹脂中で上下に動く工作台と、

該容器上部にあって感光性樹脂の表面を照射する露光装置とで構成される、

立体図形作成装置。

 

まあ、このまま特許になるには不明確な感じがしますが、

それでも、広い権利になりそうなポテンシャルは秘めてますね。

「露光装置」で「感光性樹脂」を照射して、

「工作台」を動かして立体物を造形していく、

という感じが表れています(^_^)b

この発明が特許になったとしても、

出願日が1980年ですから、すでに特許は切れてますね。

ちなみに、丸谷洋二さんという方も、

光造形方式に関して出願しています。

出願日は、1984年5月23日ですから、先ほどの出願から4年後ですね。

こちらの発明は、特許になってますよ(゚ω゚)

まあ、当然、特許は切れてますけどね。

それでも、丸谷さんの特許を見ると、結構広く取れてます。

ちなみに、アメリカ3Dsystemsのハルさんの光造形の出願は、

1984年8月8日。

小玉さんや丸谷さんの出願の方が早いんですね。

でも、日本は、3次元造形をビジネスにはできませんでした。

今では、アメリカの3Dsystems社とストラタシス社が、

シェアを2分していますね。

技術には勝って、事業には勝てない日本の姿が

垣間見れた感じですな。

これからのジャポンの巻き返しに期待ですな。

 

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●●今回のネオフライト奥義●●

・3Dプリンタの原理は、どれも似たようなモンだ!

・材料を固めて積み上げるのがその原理!

・今後の日本の巻き返しに注目しよう!

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それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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