展示会で技術をどこまで見せる?―中小製造業の知財対策


今回は、知財のお話し。

 

中小製造業にとって、

展示会は、

自社の技術や新製品を、

多くの見込み客に知ってもらえる

貴重な機会ですよね\(^_^)

 

当然、自社製品の良さを、

できるだけ伝えたい。

技術的な工夫も見せたいp(^_^)q

 

でも、ここには難しい問題があります。

 

見せなければ、

製品の良さは伝わらない。

 

一方、見せすぎれば、

大切な技術まで競合に知られてしまう。

 

 

展示会では、

「見せる」と「守る」を、

同時に考える必要があります

(^_^)b

 

まず、特許との関係です。

原則として、

 

特許出願前に発明を公開すると、

新規性を失い、

特許を取得できなくなる可能性があります。

 

 

展示ブースに製品を置く。

内部構造を見せる。

パネルで技術を説明する。

動画を流す。

カタログを配る。

 

こうした行為によって、

発明の内容が公開されることがあります。

 

新規性喪失の例外規定もありますが、

基本は、必要な特許出願を

済ませてから展示することです(^O^)

 

ただし、「特許出願したから、

もう全部見せても大丈夫。」

というわけではありませんd(^_^o)

 

一つの製品には、

出願した発明以外にも、

さまざまなノウハウや工夫が入っています。

 

製造条件。

調整方法。

材料の選び方。

内部構造。

制御方法。

 

さらに、特許出願後に加えた

改良技術が、含まれている

こともあります。

 

これらを、すべて公開する

必要はありません(@_@)

展示会の前にあらかじめ、

情報を仕分けしましょう。

 

・積極的に見せる情報。

・製品は見せるが、

 内部までは見せない情報。

・概要は説明するが、

 詳細な条件までは話さない情報。

・特許出願してから公開する情報。

・個別商談へ進んでから、

 必要に応じて開示する情報。

・外部には出さない情報。

 

こんなふうに、情報ごとに、

開示レベルを決めておくんです。

 

大切なのは、

何でも隠すことではありません。

 

「何を見せるか」と、

「何を見せないか」を、

展示会前に決めることです(^_^)b

 

そして、意外な盲点になるのが、

「人」です(o)

 

展示物では、

重要な部分を隠していた。

カタログにも、

詳しいことは書いていない。

 

ところが、来場者から質問され、

営業担当者や技術者が、

「実は中はこうなっていまして……」

と詳しく説明してしまう(^_^;

 

これでは、事前に情報を

管理した意味がありません(>o<)

 

特に、自分たちの技術に

自信がある技術者ほど、

興味を持って質問されると、

詳しく説明したくなることがあります。

 

だから、展示会前には、

展示物や資料だけではなく、

「どこまで話してよいか」

についても、

社内で共有しておく必要があります。

 

一方で、知財を意識するあまり、

何も見せない。

何を聞かれても、

「それは秘密です。」

これでは、

展示会に出ても

さほど効果が上がりませんよね(^0^;)

 

展示会は、

営業の場でもあります(^_^)

 

お客様には、

「この製品は何がすごいのか。」

「自社にどんなメリットがあるのか。」

を理解してもらう必要があります。

 

そこで、顧客価値は、

積極的に伝える(^^)

 

一方、その顧客価値を実現している、

模倣されたくない技術や

ノウハウについては、

どこまで開示するかを考える(^x^)

 

この切り分けが重要です(^_^)v

 

展示会の準備というと、

以下のことは

多くの会社が行いますよね。

ブースを作る。

パネルを作る。

カタログを作る。

営業担当を決める。

 

そこにもう一つ、

「情報開示を設計する」

という準備を加えてみてください。

 

何を見せるのか。

何を見せないのか。

何を先に特許出願するのか。

どこまで説明するのか。

どこから先は個別商談にするのか。

 

営業。

技術。

知財。

この3つの視点から、

展示会前に決めておく(^_^)b

 

展示会で「たくさん見せた会社」が、

勝つわけではありません(^O^)

 

自社の価値を十分に伝えながら、

守るべきものは守る。

そのバランスを、事前に設計して

おくことが大切なんですね!(^^)!

 

 

続きはまた次回。

 

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  • ●今回のネオフライト奥義●●

 

・展示前に情報を仕分けする

・「どこまで話すか」も決める

・顧客価値は見せ、知財は守る

 

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