広域関東圏知的財産戦略推進計画2023の内容ってどんな感じなの?

代表弁理士 宮川 壮輔

先日、経産省の関東経済産業局が、
知財に関する計画を公表しましたd(^_^o)
これです。

●広域関東圏知的財産戦略推進計画2023

広域関東圏知的財産戦略推進計画2023


これより前に、内閣府の知的財産戦略本部が、
「知的財産推進計画 2022」を公表しています。
政府の知財戦略方針です(^○^)
中小製造業に特に関係する項目を
ピックアップすると、
以下の点を重点施策として
挙げています(^_^)b

・スタートアップ・大学の知財エコシステムの強化
・知財・無形資産の投資・活用促進メカニズムの強化
・中小企業/地方(地域)/農林水産業分野の知財活用強化

まあ、難しそうな文字列が続いてますが、
要するに、知財の創造・活用について、
国としても支援していかなきゃ、
ということです(^o^)

この流れを受けて、冒頭に示したように、
関東経済産業局が、
計画を公表したわけですね(^-^)

では、実際にどんな事業を行っていくのか、
について見ていきましょう(@_@)
これも、中小製造業との関連が強いものを
ピックアップします。

まずはこちら。
・知財経営定着伴走支援事業

最近、政府の施策の中で、
「伴走支援」という言葉をよく聞きますね。
この事業では、支援対象を10社ほど
選定して、複数の専門家のチームを
作って、数回程度訪問してサポート
するものですね(^O^)
私も、以前、これに似た枠組みで、
専門家として訪問したことがあります。
わずか数回の訪問なので、
抜本的な効果は生じにくいですが、
知財をもっと活用したい、
という中小製造業にとっては、
きっかけとしては良いと思いますね。

それから、こちら。
・知的財産掘り起こし支援事業

この事業は、地域企業向けに
中小企業の知財とニーズとを
掛け合わせたセミナー・ワークショップを
実施して、知財無関心層の
掘り起こしを図るものですd(^_^o)
おそらく、中小企業のニーズに
対して、自社や他社の知財を
掛け合わせて、事業を描いてみましょう、
みたいな内容になるのかな(?_?)

また、この事業には、金融機関向けの
知的財産活用実践・定着プログラム
というものがあります。

参加金融機関に対して、
知財の知見をインプットし、
金融機関職員が中小企業との
対話により知財の掘り起こしを
するようサポートするものです(・o・)

なかなかハードルは高いと思うけど、
研修をしっかりやれば
できないことはないかなと思います。

あとはこれ。
・地域企業の新事業拡大に向けた
大学・研究機関の技術シーズ
活用支援事業

な、長い(――;)
要するに、大学等の研究機関と、
中小企業のマッチングをサポートする
ということd(^_^o)

自社に無い新技術を使えて、
支援者がファシリテートしてくれるので、
新分野に挑戦してみたい、
という中小製造業にとっては、
良いかもしれませんね(^○^)

コロナ禍からの回復基調に入り、
これから飛躍していきたい、
という中小製造業は、
このような公共機関の知財サポートを
利用するのもありですね(^-^)o


続きは、また次回。


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●●今回のネオフライト奥義●●

・知財を創造・活用しよう!
・公共の知財サポートが使える!
・知財活用のきっかけとしてはGood!

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