第553回:新型コロナウイルス後の中小製造業の知財状況はどうなる?Part2

今回は、知財のお話し。

新型コロナウイルス後は、
市場の縮小が加速するので、
相対的な価値の高い製品やサービスを
創造する必要性が高まっていきます。
前回、そんなお話をしました(^o^)

“相対的な価値が高い”というのは、
要するに、同一市場で競合が
あまりやっていない、ということです(^_^)b

つまり、
競合があまりやっていないことをやる、
ってことですね(^O^)
世界で自社しかやってない、
なんていうと、いきなりハードルが
上がっちゃいますよね。
なので、まずは、
“競合があまりやってない”
くらいのレベルでいいんです(^-^)

とにかく、競合と違うことをしましょう。

中小製造業であれば、
競合があまりやっていない製品を
創造する、というのは、
イメージはし易いかと思います(@_@)

ただし、必ずしも、製品だけではありません。
サービスや仕組みでもOKです。

例えば、ガッツリ膝付け合わせて
打ち合わせをする必要性が高かった
従来の慣行を打破して、
オンラインだけで完結できるように
やり方を創造する
というのもありですね(o^^o)

また、製品自体は普通でも、
他を寄せ付けないほど圧倒的に
納期が早いなんていうのもあります。
納期の短縮なんて、
競合でも普通にやってるわけで、
それよりも圧倒的に早くするには、
社内の仕組みの創造が必要なわけです。
例えば、24時間フル稼働の昼夜交替制なんて、
競合があまりやっていないのであれば、
そういう仕組みを構築していくというのは、
立派な知財の創造です(^○^)

また、製品も納期も普通だったとしても、
他社があまりやっていない販促を
行うなんてのもありですね(^_^)v
例えば、展示会からTVや新聞などの
プレスリリースに繋げて、
自社サイトで無料プレゼントして、
リピート購入で売上を上げるように、
再現性のある仕組みを作る、
なんていうのも、
競合があまりやっていないなら
それも知財の創造です(^_^)

知財の創造というと、どうしても、
新製品を開発するとか、
デザインをどうするとか、
何か目に見える新しい結果物を作る
ようなイメージがあります(@_@)
例えば、“知財経営”なんていうと、
そっちに引っ張られますね。
新製品、新技術、新デザインとかね。

でも、そこに縛られてはいけません。

競合と違うことをする(`へ´)

そして、競合があまりやっていない
製品、サービス、仕組みを
作り続けていく。

それが知財の創造であって、
相対的な価値を上げていくことです。

そう考えると、知財の創造というのは、
なんか技術開発力の高い製造業だけ
の特別なものではなく、
すべての企業にも当てはまる重要な
ことなんですね(^O^)

続きは、また次回。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・競合とちがうことをせよ!
・製品、サービス、仕組みを創造せよ!
・違いを作り続けよ!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

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