第338回:中小製造業の模倣防止策とは?Part3

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、前回、パクリについて

お話ししました(^0^)

今回は、パクリpart3のお話し。

いつものように、パクリAIDAモデルを示します。

以下の通り。

1.Attention(注意)・・・こんなんあるんだ~

2.Interest(関心)・・・うちでもできるじゃん。

3.Desire(欲求)・・・儲かるかも。

4.Action(行動)・・・よし、うちでもやろう。

3.Desire(欲求)の続きです。

こいつは、「儲かりそうだ」と思うから

パクリ者がパクるんであって、

「儲かりそうもないな」と思わせれば、

パクリ行為を抑えることができるってことですね(^O^)

儲からない、と言えば、市場の大きさなどがありますね。

いわゆるニッチ市場ってヤツです(^O^)

ニッチ市場であれば、少なくとも大手企業は参入し難いです。

ですので、ニッチ市場を狙うというのも、

大手企業の参入防止としては、効いてきます(^o^)

ただし、ニッチ市場であっても、

中小企業サイズの会社は、参入可能です。

つまり、自社より大きい中小企業が

ニッチ市場に参入する可能性はありますね(°°)

なので、ニッチ市場だからOKというのではなく、

ニッチ市場であって、かつ、こんな理由があるから、

といった、複数の参入防止策を積み重ねるのが良いですね。

また、パクリ者に「儲かりそうもない」と思わせるには、

「自社で販売しても売れそうにない」と思わせることでもあります。

その視点で考えると、いくつか切り口がありますね(^.^)

前回お伝えした、販売実績・お客様の声の蓄積なんていうのも

そうかもしれません。

さらに、冠をゲットするというのもあります(^_^)v

例えば、何かの賞を受賞するとか、

マスコミに取り上げられるとか、

自社が創始者であるとか、

専門家や有名人のコメントを貰うとかね。

例えば、東京西川のマットレス「Air」。

もう、いろんな有名スポーツ選手にコメント貰ってます。

http://www.airsleep.jp/

しかも、日本のグッドデザイン賞だけでなく、

アメリカやドイツでもデザイン賞を受賞していますね。

もちろん、商標権などもあり、

なかなかパクりにくいですね(^o^)

さらに、品揃えの豊富さもあり得ます。

商品のバリエーションを増やしていくと、

結構圧巻だったりする。

そうすると、パクリ者の商品が1つだけだと、

なかなか売れそうにないですよね(^□^)

なので、こいつは売れないかなと思わせやすい。

実際に、わたしのお客さまにいらっしゃいます。

商品のバリエーションが少ないうちには、

ちょいちょいパクリ者が出ていたが、

最近ようやくパクる者がいなくなったとおっしゃってました。

そのお客様は、賞も取ってマスコミにも取り上げられ、

さらに商品のバリエーションの豊富さは、

もう他社は追随できないレベルになってます(^▽^)

これじゃ、ちょっとやそっとじゃ追いつけませんよね。

最後に、価格なんていうのも、アリですね。

安い価格を設定することができると、

パクリ者はパクりにくいですよね。

だって、タダでさえ安いのに、

価格を下げて潜り込むことができないとなると、

パクっても売れない、ってことになり易い。

ただし、中小企業は、あまり価格の安さで勝負するべきではありません。

ですので、単に価格を安くするだけではなく、

安い価格設定を可能にする体制を

構築することができることが前提ですね(^O^)

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●●今回のネオフライト奥義●●

・ニッチ市場でパクリを防ごう!

・冠をゲットしよう!

・品揃えを増やそう!

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それでは、また次回( ^o^)ノ

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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