第213回:中小製造業に必要な模倣とは?

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、今回は、模倣のお話し。

最近は、イノベーションが大はやり。

言葉の響きがかっこいいですからね(^.^)

模倣というと、あんまり良くないイメージです(ToT)

わたしは、中堅・中小製造業の場合、

模倣は超重要な要素だと思っています(^_^)b

ただし、模倣は模倣でも、

スーパーな模倣者になりたい( ^o^)ノ

模倣のパターンを分けると、以下の2つ。

(1)模倣していいものを模倣する(模倣可)

(2)模倣してはいけないものを模倣する(模倣不可)

もちろん、ここで言うスーパーな模倣者とは、

(1)の模倣可のパターンです。

ちなみに、ここではっきりさせておきたいことがあります。

「原則として、模倣は自由です。」

そうなんです、原則自由なんです。

この点は、改めて認識しておきましょう(・o・)

ただし、例外として、模倣してはいけない場合があります。

代表的には、知財権で保護されている場合ですね(^o^)

その場合、(2)の模倣不可となります。

「いまどき、知財権で守られたモノは

模倣しちゃいけないなんて常識でっせ~」

と思われるかもしれませんね。

つまり、模倣不可のモノは模倣せず、

模倣可のモノを模倣するなんて当たり前、

と思うかもしれません。

でも、実際にはこれが結構難しい(o・д・)

模倣可のモノを模倣するには、以下のことが必要になってきます。

●模倣対象について、知財権で守られているか情報収集

●対応する知財権に関して、権利範囲を確認

●その権利範囲を外して発創していく

これらを行う上では、知財スキルを身に付ける必要がありますよね。

知財の調査、権利の読み方、権利から技術への変換などなど。

これらを経た上でなら、(1)の模倣可のパターンが可能になります。

(1)の模倣可のパターンをちゃんと行うためには、

結構高度なスキルが必要なのが

お分かり頂けるかと思います(@_@)

つまり、これはもう、スーパーな模倣者と言っていい(^○^)

わたしのお客さまでも、2番手戦略を徹底している会社があります。

でも、ちゃんと上記の知財を検討した上で、模倣しています。

非常に賢いやり方だと思いますね(^▽^)

ちなみに、模倣には、そのままパクるだけでなく、

対象を参考にして独自の発創をすることも含みます。

なので、模倣って意外とクリエイティブなんです(^0^)

おそらく、スーパーな模倣者は、

イノベーションを起こす潜在能力を持っている

のではないかと思いますよ( ̄∇ ̄)

 

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●●今回のネオフライト奥義●●

・スーパーな模倣者を目指すべし!

・模倣はクリエイティブである!

・模倣なくしてイノベーションなし!

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社長も、スーパーな模倣者を目指しましょう。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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