第138回:初めての韓国の様子は?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、隣人Kのお話し。
そう、韓国です。
前回お知らせしたように、先週、韓国に3日間
出張で行ってきました。

直接的には、
「2011知財経営戦略年次会議」
に参加するためです(^○^)

その会議で、韓国、中国、USの弁理士や
知財関係者が、自分たちの得意分野について発表し、
みんなで議論するといった感じです。

その会議が1日中ありまして、その後は、現地の
韓国人の方々が、観光に連れて行ってくれて、
その間や宴会などで、各人が交流・議論を
深めるといった感じの内容でした(^_^)v

そんな交流・議論を通して、韓国について
感じたことについてお話ししましょう。

まず、韓国人の知財関係者は、
勉強意欲が高いですね~(°0°)


中小企業が経営に知財を効果的に活かすには
どうすればいいのだろうか?

というような質問を、結構受けましたね。
もちろん、日本人の知財関係者だって、
いろいろ考えてますけどね。

でも、韓国人の方が、日本やUSから、
いろいろと学び取ろうという意欲は
結構高いように感じました(゜o゜;

日本でも国や地方公共団体が、それぞれ
中小企業向けに、いろんな知財施策をやってますが、
「そのいろんな知財施策を教えてくれ」
などと、言われました。

う~ん、さすが、あなどれませんな、
サムスンさん。

韓国企業は、最近、TRIZという発明の創造手法を
使って、かなり広く発明して網羅的に特許で
抑えてるようです。

最近は、日本でも、TRIZを使った開発支援などが、
少しずつ増えてきています。

あと、韓国に行ったことがある人なら感じること
だと思いますが、基本的には、雰囲気が日本に
そっくりです。

わたしが行った他のどの外国よりも日本に
似ています。台湾などの中華圏の雰囲気よりも、
日本に似ています。

マンガ「ジパング」の草加少佐がこんなことを
言ってました。


人間の精神は・・・
作り出すモノに宿る・・・
レオナルド・ダ・ビンチの人口翼が・・・
西欧ルネサンスの精神を象徴するごとくだ・・・

韓国の雰囲気や景色が、日本と似ているのは、
そこに散りばめられた様々なProductが、
それぞれ日本と共通の精神を発しているからだと思う。

日韓併合によって、日本人が韓国で作った
Productの影響を受けているだけではないですね。

もっと、根源的な部分で、共通の精神を有している
ような気がしました。

わたしの中では、韓国人よりも台湾人の方が
日本人と感覚的には近いような気がしていたのですが、
Productが発する精神は、韓国の方が近い。

ちょいとした新発見でした。

実を言うと、ソウルで地下鉄などに乗って、
街の実体を観察・体感してこようと思ってたんです。
スマホの利用率とか、街のパワーとかね。

でも、それはできませんでした(ToT)
なぜなら、韓国のスタッフが、すべて観光などを
段取りしてくれていて、宿泊・移動・食事なども、
すべて決めてくれていたからです。

しかも、ソウル中心は、観光コースから外されて
いました。
わたしのような、初韓国派としては、
最終日は、ソウル市内でほっといてくれても
良かったんですけどね(^_^;)

韓国の原宿・ミョンドンや、南大門市場で
宮廷料理などを食しながら、ナマの韓国を味わい
たかったので、ちょっと残念でした(T^T)

最後に、韓国人の英語は、格段に進歩している
気がしましたね~。

わたしが、かつて20年くらい前にカナダに留学
していたとき、日本人も韓国人も、英語は大して
上手くなかったんです。

でも、今の韓国人は、英語力がかなりアップした
ように感じましたね。
まあ、知財関係者なので、もともと英語を使う機会が
多いので、英語が上手なのは当たり前といえば
当たり前。

街中ではどうかは分かりません。
でも、なんとなく、韓国の小学校での英語の義務化は、
やっぱり国全体の英語力の強化につながってる
ような気がしました。

日本でも始まったばかりですが、使える英語を身に
つけるような教育にして欲しいですな。

もちろん、日本人として英語を学ばない、
という選択肢もあると思いますが、英語を学んだ
方が世界が広がるのは間違いないですからね。

それにしても、韓国の方々は、本当に優しかったです。
長時間の運転やら、食事やら、カラオケやら、
わたしたちに喜んでもらうように、すべて手配
してくれました。

韓国のメンバーの心に届くように、
心からお礼を言います。

カムサハムニダ~m(_ _)m

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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