第133回:世界特許ってあるの?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、アメリカのお話し。
宮川さん、先週、アメリカで、
ある大事件が起きたのですが、ご存じですか?

それは、、
な、なんと、、
あのオバマさんが、、
supersonic かつ hypertonicな、、

ひ~ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

実は、アメリカ特許法の大改正があったんです。
先週、オバマさんが法案に署名したので
正式に認められました(・o・)ホ~

今回のアメリカの大改正の一つが、
先願主義(せんがんしゅぎ)
です。

そう、先に出願した人が勝ちという特許制度です。
これまでのアメリカは、
先発明主義(せんはつめいしゅぎ)
でした。

先に発明した人が勝ちという制度ですね。

特許業界の人間にとっては、ようやく、
アメリカも変わったか~、という感じです。

なんせ、先発明主義をとってたのは、
主要国では、アメリカだけでしたからね~。

世界では、先願主義が常識だったのに、
ここまで引っ張るとは。

まあ、実は、今から5年前の2006年に、
各国との話し合いで、アメリカは、
先発明主義の放棄に正式合意したんですね。

なので、前からのスケジュール通りに
事が進んだんですが。

これで、また一歩、各国特許法の世界調和が
進んだのは間違いないですね。

実をいうと、アメリカの特許法というのは、
先進国の中では、結構異質なんですね。

日本、中国、ヨーロッパなどの特許法は、
それなりに近いのですが、アメリカの特許法だけは、
精神が違うといった感じ(?_?)

でも、世界の大きな流れとしては、
特許法の統一がゆっくりと進んでますね。
特許法統一の行き着く先は、なんだか分かりますか?

そうです、世界特許の創設です(^○^)

いまはまだ、世界の特許権というのは、
各国の特許法によって決められていて、
各国ごとに取得する必要があります。

原則として、権利は国境を越えないからです。
でも、これだけ、経済やビジネスがグローバル化
してくると、さすがに、各国で権利を取るのは
めんどくさいし、何と言っても、
費用がハンパじゃないです(゜_゜;)ウッ

なので、一つの特許で世界中に効力を及ばせる
世界特許の創設は、先進国的にはウェルカムです。

ただ、技術の南北格差などもあるので、
開発途上国的には、警戒感もありますね(♯`∧´)

だって、開発途上国の場合、自らは先進国に
出願できるほどの技術はないけど、
先進国からは、どんどん出願され、国内技術が
先進国によって独占されちゃう可能性がありますからね。

もちろん、先進国間だって、いろいろ問題はあるんです。
まずは、何語にするのか、
言語上の問題が一番の壁でしょうね。

特許制度って、国益に直結するので、
先進国間でも、まとめるのは難しいでしょう。

少なくとも、わたしが生きてる間は、
世界特許は成立しないんじゃないかなぁ。

まあ、それでも歩みを止めたら、
本当に成立させることはできないので、
一歩一歩、進んでいくしかないでしょうな。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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