第135回:画像診断技術のビジネスとは?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、Aiのお話し。
Aiというのは、Autopsy imagingの略で、
日本語では、「死後画像診断」。

まあ、この言葉を聞いてピンと来た人は、
間違いなく、バチスタ好きでしょう(*’-‘)

チームバチスタでは、1作目からず~っと
死後画像診断をプッシュしてますから。

死後画像診断というのは、
解剖を行わず、CTとかMRIを使って、
画像によって死因を究明する手法です!(^^)!

遺体に傷をつけないため、
遺族の承諾を取り易く、診断時間も早いんです。

ただし、死因特定率は、現時点では、
解剖には遠く及びません。

さて、現実のビジネスの世界では、
死後画像診断のサービスは
どうなってるんでしょうかね?

ちょいと調べてみました。
なんでも、財団法人Ai情報センターとか、
セコム医療システムズなどが参入しているらしい。

医療関係や警察関係向けのようで、
まだまだサービスとしては、導入期なんでしょうか(?_?)

そんな中、今年2月に、死因調査を手がける
メディカルリサーチという会社が設立されました。
この会社、Aiをサービスとする会社です。

まさに、チームバチスタ3のドラマ時期に
ドンピシャに合わせましたなヾ(^v^)k
視聴率もまずまずで、ホッとしてるんじゃないでしょうか。

サービスの特徴としては、
対象顧客を生損保会社や弁護士に
合わせているところでしょうかね。

まあ、生損保だったら、保険金の関係で
死因究明などのリピートもあるでしょうから、
この点は良いかもしんないね~。

ちなみに、画像鑑定の料金は、
5万円、8万円、30万円などなど。

この会社のビジネスを見てみると、
画像鑑定だけでなく、
画像保存サービスも行っています。

保険金の計算などで、過去の事例を
参照できるようにするためのサービスです。

警察や医療機関以外の一般事業者向けとしては
珍しいそうですね。
この画像保存サービスが、年間20万円。

年間20万円というのはデカイですな。
おそらく、この会社としては、
画像保存サービスの年間20万円で、
安定売り上げを確保しつつ、
画像診断のリピートを狙っているんでしょう。

まあ、サービスとしては導入期だと思うので、
これからの課題はたくさんありそうです(>_<)

Aiの死因特定率の向上などは、一企業ではなかなか
コントロールしにくいでしょうが、
参入障壁なども考えないとイカンでしょうね。

顧客から依頼を受けて、画像診断医にアウトソーシング
するだけのビジネスモデルですから、
医療という壁はあるものの、
関係者にとっては、割と参入障壁は低そうです。

まあ、ビジネスモデル系の特許が取れれば良いのですが、
事実上の参入障壁を構築することも重要ですね。

例えば、以前紹介した、挨拶状ドットコムとか、
コーヒーセラーなどのように、
「商品・サービス預かりモデル」を
追求するのも一つの案でしょう。

つまり、画像保存サービスを使い勝手良くしたり、
深く広くしたりすることですな。

さらに、優秀な画像診断医の囲い込みとかも
良いでしょうね~。

まあ、ビジネスモデルとしては、
まだまだ進化させる余地がありそうですね。

これからのサービス、Aiが今後どうなるのか
興味深くウォッチしていきましょう\(^_^)/

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

特許無料レポートお申し込みフォーム

業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ


*
*
メールアドレス*
コメント