小学生の特許と中小製造業の製品開発とは?

今回は、知財のお話しです(^^)

先日、“小学生が特許を取った”という記事を
見ていました(@_@)

小学生の特許というのは、
調べてみると少なからずありますね(°°)

例えば、ゴキブリを捕る装置があります。
こんなニュース動画がありますね(^_^)b
https://youtu.be/wUSBaSAev9k?feature=shared


実際にその特許の文献を見てみると、
こんな感じですd(^_^o)

(特許第7503721号)

下の小さな箱の部分を
上のアームの間に連結させます。
箱の下からゴキブリを捕獲すると、
左右のアームを締めることにより、
箱が閉まります。
そして、箱の中に二酸化炭素を
注入してゴキブリを退治する。
そんなイメージです!(^^)!

内容については、全然OKですし、
ニュース動画を見ると、
楽しみながらやっているみたいなので、
素晴らしいですね(^○^)

ニュース動画を見た上で、
参考にしたい点は、
しっかりとサンプルを作って
実験しているところですね
(^_^)b

100円均一のショップに行って、
いろいろ刺激を受けながら、
物品を見てますね(@_@)

特許というのは、
サンプルが無くても取れます。
頭の中で考えた内容でも、
しっかりと特許書類に落とし込めれば、
特許を取ることはできますφ(.. )

しかし、実際の物理世界で
手を動かして考えないと、
なかなか思考は深まりません(>_<)

ですので、サンプルを作って実験することは、
実質的には必須のプロセスと
言って良いですね
(^_^)b

ここで、サンプルなんて作れない、
という声を聞くことがあります。
そういう場合は、
このニュース動画を参考にして欲しいですね。

サンプル作りというのは、
まずは、描いたようにちゃんと機能するか、
という機能チェックを目的とすれば良いので、
最終形態である必要はありません
(^O^)

頭の中で考えた観念的なアイデアの
本質的な部分を抜き出して、
それを物理的世界で再現する
ということですね(^_^)

もし、考えたとおりの100%を再現できなくても、
機能が調べられればOKですので、
物理的世界で再現できる範囲で
再現するということ。

つまり、発明というのは2ステップで
考えるのであって、
1ステップで、頭の中で観念的に考える、
2ステップで、物理世界での機能の再現を
考える、ということ(^_^)v

サンプルをどう作るかということも
発明だということです
(^O^)

このように、まずは、課題から
課題を解決するアイデアを考え、
それを物理的世界で再現する
アイデアを考え、
実際に作ってみる。

このプロセスは、
中小製造業の創造力強化の
第1歩としてもとても重要です
(^_^)b

ただし、中小製造業の場合、
アイデアを考えれば良い
というものではありませんね(^_^)

売れなければいけません(^_^)b

課題解決のアイデアを考える
ということと、
売れるということとは、
思考的には別ものです(-_-)゜zzz…
売れるための思考というのは、
つまり、マーケティングということ。

まずは、課題を創造して、
その課題を解決する新製品を
開発して販売してみましょう(^O^)

多くの場合、その新製品は売れません。

でも、それでOK(^o^)

これを経験することにより、
“売れる製品を開発する”
ということの重要性が腑に落ちてきます。

そうしたら、“売れる状態”から
逆算して論理的に考える、
ということの重要性が分かってきますので、
そこからが本格的な“売れる製品開発”
の意識に入ります。

これからの中小製造業は、
作れるものを考えて作るのではなく、
売れるものを考えて作ることが
重要になってきますね。


それでは、次回もお楽しみに!

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●●今回のネオフライト奥義●●

・発明は、観念から物理世界へ!
・ただのアイデアだけでは売れない!
・売れる開発を目指す!

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代表弁理士 宮川 壮輔

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