第87回:花王の参入障壁ってどんなもの?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、花王さんのヘルシアのお話し。
結構、売れてますよね、ヘルシア。
1Lの価格が、なんと、500円(~o~)

ちなみに、伊藤園さんの「お~いお茶」が、208円ですから、
ヘルシアの価格は、普通の2倍以上です。

それでも、2003年度の初年度の
売り上げ目標100億円に対して、
実際の売上は、200億円。

さらにスゴイのは、今現在でも、模倣品的な商品が、
ほとんど無いってところです。
特定保健用食品で、高濃度の茶カテキンが入ったお茶って、
他に見ないです。

花王さんといえば、茶系飲料の中では後発組です。
なのに、これだけのポジションを確保できた秘密って、
なんなんでしょうね~。

まあ、いろいろと理由はあると思いますが、
花王さんの知財戦略によるところも
大きいと思います。

おそらく、こんなやり方です。
まずは、特許情報などを収集・分析して、
他社があまり手を出しておらず、
特許によって囲い込めそうな分野を探し出します。

そして、その分野について、需要が伸びそうかどうかを
検証して仮説を立てます。

”イケル”と判断したら、その分野について、
資源を集中して、研究・開発を行い、
片っ端から特許を取っていきます。

これによって、他社が入り込めないような特許網を構築します。
それから、ヘルシアというネーミングについて、商標権を取って、
パッケージについては、意匠権を取ります。

こんな風にして、販売前から、
かなりドデカイ参入障壁を築いてます。

しかも、特許、商標、意匠という知財を駆使して、
ガチガチに固めてます。

スゴイですな。

だから、他社が似たような商品を販売できないんですね。
これからは、中小企業でも、このような戦略的な特許取得
というのが重要になってくると思います。

そのためには、特許のことを知らないとイカンですな。
これから、いろいろと特許について勉強していきましょう。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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