第512回:宇宙産業の特許の状況は?

今回は、宇宙のお話し。

少し前に、“はやぶさ2”が、
小惑星の砂の採取に成功しましたね。
世界的に見ても、日本の宇宙技術は、
まあ高いんでしょうね(^○^)

はやぶさ2に搭載された基幹部品は、
こんな日本企業が提供してます。

●三菱重工業
・・・機体の姿勢制御装置
●NEC
・・・レーザー高度計,エンジン
●富士通
・・・軌道計算システム
●古河電池
・・・リチウムイオン電池

これを見ると、日本の宇宙産業は
明るそうに見えますな。
でも、実はそうでもない(^_^;

世界中でしのぎを削ってるんです。

まずは、宇宙産業の市場予測としては、
2018年に約45兆円だったのが、
2038年に約110兆円になると予想されてます。
つまり、20年で2.5倍ということですな(^-^)

しかも、ビジネスとしても、
人工衛星からの膨大なデータが
今までにない価値を生み出すので、
投資マネーが列をなしてます(゜ロ゜)

例えば、世界の農産物の出荷予想や
各資源の生産動向の予測など、
マネーに繋がりそうな臭いがプンプンしますな。

もちろん、民間ビジネスもそうだけど、
宇宙技術と言えば、軍事技術にも
直接繋がりますからね(*_*)

世界がしのぎを削るのも
うなずけるってもんですな。

“世界”、というのはどこか?

そう、覇権争いをしてる米中ですな。
5Gだけじゃないんですね(・o・)
まあ、宇宙技術だって、
5Gは超重要でしょうしね。
中国では、「宇宙強国」を目指して
多額の国家予算を投じてます(゜ロ゜)

これには、さすがのアメリカもついていけません。
やはり、アメリカは以前と比べて国のパワーが
落ちてますからね(>o<)
なので、国家予算では補いきれない分、
スペースXなどの民間企業の力で、
なんとか頑張ってます(^○^)

ちなみに、世界の宇宙関連特許の
出願件数は、2017年で1,247件だそうだ。
これは、日本・米国・欧州・中国・韓国の
5大特許庁の出願件数です。
10年間で約3倍に増えました(・o・)

国ごとのランキングを見るとこんな感じ。

●1位:中国・・・550件(44%)
●2位:アメリカ・・・382件(31%)

中国は、10年で約10倍。
ここでも大躍進ですな。
一方、アメリカは、10年で約2.3倍。
ちょいと寂しい。

さらに寂しいのは、
日本が、100件で横ばいだってこと(>_<)

この状況を日本政府も重要視していて、
宇宙分野の技術や知財戦略を
何とか盛り上げようとしてます(^_^)v

まあ、前回紹介のスタートアップ企業も
そうだけど、いろんなところで、
日本が相対的に弱まってますな(^0^;)

でも、日本にいると、日本が変わった感じは
あまりしませんよね。
これは、日本が今までのやり方・あり方で
やっている中で、
周りが急成長してるってことなのかな?
ただ、中国が急成長してるのは理解できるけど、
それ以外の国も、日本を脅かすほど
急成長してるのかな。
前回紹介の世界のユニコーン企業のシェアを
見ると、日本だけが取り残されてるように
見えなくもない(ToT)

さらに、全技術分野の特許出願件数を
10年スパンで見ると、
ジリジリと減少しているのは、日本だけで、
アメリカ・韓国・欧州も
ジリジリと増加しています(゜ロ゜)
もちろん、中国は圧倒的に急増してます。

やはり、日本の技術力やビジネス力は
世界という土俵で見ると、
少しずつ減少しているのかもしれない。
日本の技術力はまだまだ強い、
というのは幻想なのかもしれない(>_<)

だとしたら、そのことを明確に認識したいね。
プライドを捨てて現実を直視しなきゃ。
辛いことかもしれないけど、
これから日本が飛躍していくためには
そこを避けて通ることはできないのかも。

でも、そこから這い上がっていきたいね。
日本、まだまだこれからですよね(^○^)

それでは、また次回。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・宇宙ビジネスが拡大していく!
・日本の宇宙関連特許を整えよう!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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