第108回:将棋の棋譜に著作権はあるの?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、先読みのお話し。
今回のような非常事態の場合、
先読み能力が欲しいと思いませんか?

今後の東電はどうなるとか、
日本のエネルギー動向とか、
市場がこうなるとか。

まあ、先読みと言えば、日本には将棋がある。
ということで、先読み名人の集まる
日本将棋連盟のHPを見てみました(笑)

ちなみに、日本将棋連盟のHPによると、
「予定されていたイベント・行事の多くを
延期・中止させていただくことにしました。 」
とあります。

なんだ、
「将棋連盟、あなたもか!」
ガックリ(゜´Д`゜)ショボン

先読み名人たちの日本将棋連盟も、
自粛ですか~?

しかもよく分からないのが、
「東北地方太平洋沖地震復興支援イベント
・がんばれ東北!チャリティー将棋 を中止いたします。」
と掲載されています。

え~?

そもそも、チャリティー企画なのに、なぜに中止なん?
何なんなん?

カズのようにがんばりましょうよ~。
そういえば、最近、将棋の棋譜(きふ)について
もめているらしい。

寄付じゃないよ、棋譜ですよ。
そう、将棋の対局の手順を示した記録です。

ネット時代となった今、
棋譜の著作権が問題となっているんです。

江戸時代から現在までに至る棋譜を
約6万局集録したCD-ROMなどが売られているそうで、
いろんな人が困っているようです。

著作権が問題になるときって、
「対象物は、そもそも著作物であるか」
ということで解釈が割れるときが多いです。

著作権法で保護されるのは著作物ですので、
対象物が著作物に当たらなければ、
そもそも著作権は発生せずに、
保護されないという訳ですな。

じゃ~、著作物とは何ぞや、ってことになる訳ですよ。
著作物っていうのは、簡単に言うと、
「感情を創作的に表現したもの」
ってことになってます。

ただ、著作物か否かを、正確に線引きできるのなら、
誰も問題にはならん訳ですな。

それが問題になるってことは、
著作物であるかどうかが、微妙なときが
結構多かったりするんです。

棋譜が問題になるのは、
棋譜がそもそも著作物なのか、
つまり、棋譜が、
「感情を創作的に表現したもの」
にあたるのかってところで解釈が割れるからです。

しか~しである。
この勝負、
著作権あり側に分が悪い
と、わたしは見る。

だって、
対局の手順を示した記録って、
「感情を創作的に表現したもの」
とは言えないんじゃない?
ってことですよ。

深くは調べていませんが、
直感的には、
棋譜は著作物ではない、
とする方が、しっくりきます。

著作物ではないってことは、
棋譜には著作権が発生しない訳で、
CD-ROM販売が適法ってことですな。

やはり、現実の世界では、
先読みは難しいようでげすな。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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