第91回:繁閑の差を埋める工夫とは?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、アリスのお話し。
アリスといっても、スタジオアリス。

スタジオアリスといったら、子供に特化した写真館
として有名ですよね。
子供写真館です。

スタジオアリスでは、11月は、繁忙期。
そうそう、七五三があるからです。

七五三の撮影が、スタジオアリス全体の
売上の4割を占めるそうです。
4割といったら、ほとんど半分は11月の売上という、
まさに季節労働者ですね。

こういうときに頭を悩ますのが、繁閑(はんかん)の差を
どうやって埋めるか、ですよね。

つまり、繁忙期を分散できないかってことです。

スタジオアリスのキャンペーンは、これだ。
「ハッピーバースデー七五三」

このキャンペーンは、子供の誕生日の前後に七五三撮影をすると、
写真立てなどのプレゼントを贈呈するというもの。
まあ、繁忙期をずらしてくれたら、特典が付きますってことですね。

さらに、11月以外の売上アップとして、「1年中記念日」作戦。
例えば、生後6ヶ月の記念日が、「ハーフバースデー」だそうです。
それくらい、自分の家で写真撮りそうですけどね~(笑)

あと、うまいのが”妊婦撮影”です。
なんで、妊婦なの?
って感じですが、もちろん、出産後の赤ちゃんの
撮影を見越してるんですね。

すばらしい!

繁忙期を分散させたり、
自分たちで記念日を作ることによってって、
需要の底上げを図ったりと、
このような攻めの戦術には、学べる点も多いですな。

貴社のビジネスにも、きっとヒントになるはずです。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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