今回も、特許の新規性のお話し。

特許出願の前に、
発明の内容を公に実施したり、
ネットにアップしたりすると、
新規性を失うことになりましたね。

新規性を失うと、
その発明について
特許を取ることができなくなります。

今回は、場所についてのお話しです。
実施したらアウトと言ったって、
どこで実施したらアウトなのか、
日本ならアウトで、
アメリカならOKなのか、
それとも、世界一人口の少ない国
バチカンならOKなのか(^o^)

これについては、答えは簡単です。

世界のどこかで公に実施したら
新規性は無くなります(^o^)
こういうのを世界基準と言います。

外観から発明のポイントが
分かる製品を
日本で販売しても、
アメリカで販売しても、
中国で販売しても、
バチカンで販売しても、
新規性アウトです(^O^)

刊行物関係も同じですね。
まあ、インターネットにアップしたら、
世界に公開されているので、
どこの国のサーバーであっても
新規性アウトというのは、
納得感はまあありますね(*_*)

問題は、雑誌とか書籍です。
日本人には超マイナーな国の
その超マイナーな国の人でも
知らないくらいのウルトラマイナーな
雑誌や出版物に掲載されても、
新規性はなくなります(>_<)

そんな情報、日本人がどうやって
知り得るのか、と思っても、
新規性を失うことになってます(^_^;

ただし、これは日本の法律のお話し。
他の国が、新規性について
どう規定しようが自由です。

まあ、大体は、世界基準が
世界各国のメインストリームです。

以前、嘘か本当か、
こんな話しを聞いたことがあります。

自社で特許は取らないけど、
他社にも特許を取られたくない。
さらに、自社がその発明について
関与していることも知られたくない。

そんなとき、超マイナーな国の
ウルトラマイナーな公民館や図書館
などで、発明の内容を記載した
手作りの冊子をオープンにする。

そうして、新規性を失わせておけば、
自社も特許を取れないけど、
他社も特許を取れないことになり、
仮に他社が取れたとしても
無効にできる(^_^)v

まあ、近いことはあったかもしれませんが、
そこまではおそらく都市伝説でしょうね。

続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・新規性の判断は世界基準!
・世界のどこかでオープンにしたらアウト!
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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔