vol.102 お待ちかね、新春第1​号の巻2011.01.06

お早うございます、エンタメ系インドア弁理士の宮川そうすけです。

毎週木曜日のほっこりレター、「遊楽(ゆうらく)の知革変動」vol.102の始まりです。


遊楽(ゆうらく)の知の世界へようこそ。

明けましておめでとうございます。

ついに明けましたか?

いや~、めでたいね~( ^o^)ノ

あなたの年末年始は、いかがでしたでしょうか?

わたしは、妻の実家(岐阜)と、自分の実家(千葉)を

行ったり来たりで、あっという間に終わってしまいました。

まあ、テレビ好きのインドア人間ですから、

テレビも結構見ましたけどね(*^O^*)


今回の年末年始は、普段あまり読めない「小説」を

何冊か読みました。

そうそう、ついに読みましたよ。

「KAGEROU」

水嶋ヒロさんのデビュー作ですな。

12月28日のポプラ社の発表によると、

累計発行部数が100万部を突破したとか。

ヒ~、こいつはびっくらこいた(゜Д゜)


まあ、俳優・水嶋ヒロさんの副業レベルとしては、

思っていたよりも良かったですが、

プロの小説家が世に出すプロレベルを基準にすると、

正直、今ひとつでしたかね(´д`)


水嶋ヒロさんを読んだのなら、こっちも読まなきゃ、

ということで、読みました。

「マボロシの鳥」

爆笑問題の太田光さんの作品です。

感想としては、同じです。

漫才師・太田光さんの副業レベルとしては、

思っていたよりも良かったですが、

プロの小説家が世に出すプロレベルを基準にすると、

今ひとつです。


まあ、水島さんと太田さんを比べると、

小説としては、太田光さんの方が、明らかに上手ですね~。

でも、太田さんのは、短編すぎて、

何が言いたいのかよく分かりませんでした。


せっかく読んだ小説が、

2つともかなり消化不良だったので、

普通の小説も読んじゃいましたよ。

京極夏彦さんの「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」と、

鈴木光司さんの「リング」。


やっぱり、プロは違いますな。

わたし、今回、初・京極でした。

まあ、「魍魎の匣」は、ストーリーとしては

今ひとつでしたが、京極夏彦さんの空気感は

さすがといったところ。


あと、なぜ、いま「リング」なのか、

よく分からないのですが、衝動的に買っちゃいました。

おそらく、以前読んで、失敗しないことが分かってるので、

安心したかったんでしょうね。

いや~、それにしても、「リング」はやっぱり名作ですな。

今読んでも、強烈な磁力によって引きつけられる感じです。


最近は、小説に浸(ひた)る時間が

ほとんど無くなってしまいましたが、

エンタメ系名作小説は、読んでいきたいですな。

「これはオススメ」というエンタメ系名作小説が

あったら、ぜひ教えて下さいね。


それでは、今日も、ほっこりと、がんばりましょう(笑)


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【知財・経営のはなし】

さて、今回は、2011年1発目ということで、

特許第1号のお話し。

あなたは、日本の初めての特許が

どんなもので、いつ成立したかご存じですか?

まあ、日本の特許法自体が、いつ頃できたのかも、

良く分からんですよね。


日本の特許法で一番古いのは、

明治4年(1871年)に公布された「専売略規則」ってヤツです。

現在の法律は、すべて明治以降のものですから、

特許法というのは、結構古い法律なんですね~。


ちなみに、江戸時代には、「新規法度」というお触れが出され、

所定の商品に関しては、

「新製品を作ることは一切まかりならぬ」

という風になっていました。

つまり、江戸時代には、

新しい事物の出現を忌避する傾向があったようなんですね。


その後、明治の世になると、

新しいものを奨励する特許法(「専売略規則」)が

出されたんです。

これは、おそらく外圧によるものだと思います。

不平等条約の解消の条件として、欧米列強国から、

特許法などの法整備が条件として出されました。

それで、いち早く特許法的なものを作ったんでしょう。


そんな中、宮内省の技師であり、彫刻家・漆工芸家

でもある堀田瑞松(ずいしょう)さんが、出願しました。

明治18年(1885年)7月1日です。

それから、1ヶ月半後の8月14日に特許になりました。

これが、日本の特許 第1号です。

ちなみに、現在では、出願してから特許になるまで、

だいたい2~3年かかりますので、

この頃は、相当早かったんですね~。


さて、明治18年の第1号特許って、どんなものなんでしょう。

発明の名称は、

「堀田式錆止塗料とその塗法」

です。

分かり易く書くと、

「サビ止めの塗料とその塗り方」

です。

その明細書には、生漆(きうるし)を主成分とした

塗料であって、その他の成分の配合が書かれています。


わたしとしては、もっと簡単な「亀の子たわし」的なものを

想像していたのですが、

さすが、日本の伝統芸能である漆工芸の応用となると、

漆関係の知識がないと、現代人でもよく分からんですな。


なぜ、漆工芸家が、サビ止めの特許を取ったかというと、

こんな事情があったそうです。

明治といえば、海軍。

その頃の船は、鉄製。

当然、船底が海水によってすぐにサビ付いてしまいます。

なので、半年に1回くらいは、船底の塗装が必要で、

こいつがメンドクサイ。

そこで、強力なサビ止め塗料があれば、

船のメンテナンスが楽になるって寸法ですな。


文明開化とともに押し寄せてきた欧米の利器でも、

まさに水面下では日本の伝統がしっかり支えてるってのが、

おつだね~、しかし。


それでは、また次回。


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【宮川のおまけ】

年末年始のため、約3週間も運動していません。

さらに食べ過ぎのためか、

お腹周りの脂肪が膨張してきました。

ついに、ベルトの穴が、

外側に一つズレました(゜Д゜)

ま、まずい!

早いとこ、空手モードに戻らないと。

せっかく鍛えたスタミナが、無くなっていないか

ちょいと心配です。

よ~し、より高きを目指して、今年も、がんばろう!


それでは、お互いに、できることから一歩一歩、着実に成長していきましょうね。


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