vol.83 やっぱり三国志やな~の巻2010.08.19

 お早うございます、エンタメ系インドア弁理士の宮川そうすけです。

 

 毎週木曜日のほっこりレター、「遊楽(ゆうらく)の知革変動」の始まりです。

 


 遊楽の知の世界へようこそ。

 

 今日は、三国志のお話し。

 

 まあ、このほっこりレターでも、以前から言っておりますが、わたし、結構、三国志好きなんです。

 

 先日、同じく三国志好きの士業仲間Tさんとお話しをしたときのこと。

 

 「やっぱり、日本での三国志は、吉川英治を超えられないですね~。」

 

 これは、2人とも、同じ意見でした。

 

 わたしも、いろんな三国志を読みましたが、やっぱり吉川英治が一番です。

 

 以前から変わらない、My三国志ランキングです。

 

 1位:吉川英治

 2位:北方謙三

 3位:蒼天航路(これだけマンガ)

 


 そんな中で、地味に好きな三国志作品が少女マンガにあります。

 

 「時の地平線」。

 

 もう、見た目はバリバリの少女マンガです。

 

 この作品では、孔明が主人公です。

 

 わたし、以前20代の頃、自分で三国志を書こうと思っていた時期がありました。

 

 そこそこ本気でしたが、もちろん、今現在は、書く気配もありません(^^;)

 

 でも、そのとき、思ってました。

 

 「わたしが書くんだったら、登場人物の葛藤や苦悩を前面に押し出した私小説にしよう。」

 

 意外と、三国志でこのパターンって無いんですよ。

 

 

 この「時の地平線」。

 

 孔明が、とても人間的に弱いんです。

 

 もちろん、軍師としての才能はあるのですが、戦の度ごとに、

 

「わたしの指揮によって、また多くの罪なき民を殺してしまうことになる~」

 

「神でもないわたしに、そんな権利があるのだろうか~」

 

 といって、一人になるといつも苦悩してるんです。

 

 これって、わたしが目指していた三国志に近いな~、と思って感心してました。

 

 でも、この作品の別の部分によって、わたしは、革命的なまでの衝撃を受けたんです。

 

 そう、この作品には、戦闘シーンがあんまり無いんです。

 

 男性が三国志にあこがれる理由の大きな一つに、男たちの戦いみたいなものがあると思うんです。

 

 でも、この作品には、戦闘シーンがあんまり無いんです。

 

 だって、三国志の最大の見せ場の一つと言っていい「長坂坡の戦い」なんて、

 

 一瞬でさらっと終わっちゃいましたからね~、本当ビックリ。

 

 「そうか~、少女マンガでは、戦闘は望まれていないのか~、さすがに、これは男には思いつかな

い発想やな~」

 

 と感心しきり。

 

 そして、もちろん、孔明が、わたしたちと同じように苦悩する等身大の人間ってところに、驚きと

魅力を感じます。

 

 少女マンガ、おそるべしですな。

 

 ちなみに、幼少の頃、わたしが好きだった少女マンガは、「生徒諸君!」です。

 

 どうでもいいですか?

 

 はい、それでは、この辺で(笑)

 

 

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【知財・経営のはなし】

 

 さて、今回は、特許制度のお話し。

 

 あなたは、特許制度がなぜあるのかご存じですか?

 

 ちなみに、特許法の基になっているものとして、「専売略規則」というものがあったんですが、

 

 この規則、明治4年に制定されてます。

 

 つまり、明治維新をおこした幕末の志士たちが、維新からたった4年で、

 

 すでに特許の考え方を作っているんですね。

 

 もちろん、外国からの輸入ですが、特許法の考え方が、

 

 日本でもかなり前からあるということはお分かり頂けると思います。

 

 明治4年ですから、今の日本の法律の中でもトップクラスに古いんじゃないですかね。

 

 

 さて、この特許制度の本質はこういう感じです。

 

 「技術を公開させる代償として、その発明者に独占権を与える」

 

 というものです。

 

 ちなみに、特許のことを英語で”patent”といいますが、

 

 この”patent”は、ラテン語の”開く”という意味の”patente”が語源だそうです。

 

 「公開する」ということが本質的に重要なんですね。

 

 これによって、社会全体の技術の向上を成し遂げよう、ということなんです。

 

 決して、発明者を守るとか、そういう個人保護の観点から作られた制度ではありません。

 

 

 特許の世界は、日本では、早く発明した人ではなく、早く出願した人が勝つようになっています。

 

 先願主義(せんがんしゅぎ)ってヤツです。

 

 よく、「それっておかしいよね」

 

 と言う方がいます。

 

 まあ、わたしも最初は、そう思ってましたからね。

 

 でも、特許制度は、個人保護ではなく、社会全体の技術発展を究極的な目的としている、というこ

とが分かると、

 

 この先願主義も納得なんです。

 

 だって、誰が先に発明したかなんて、第3者には分かんないですよ。

 

 後で、「わたしが発明者です」って言われても、「今さら遅いで~!」ってなりますよね。

 

 つまり、権利がとっても不安定になるので、社会が混乱しがちになるんです。

 

 それに対して、出願した年月日の早い方に権利を与えるとした方が、

 

 第3者に分かり易いし、権利が安定するんですね。

 

 世界の特許制度の圧倒的大多数が、この先願主義を採用してるんです。

 

 やっぱり、社会全体としては、先願主義の方が安定しますからね~。

 

 

 今日は、特許制度の本質的なお話しをしました。

 

 ちなみに、孔明というのは、意外と発明家なんですよ。

 

 連発式の弩とか、饅頭とか、木牛とか、その他もろもろ、孔明が発明したとされるものが結構あり

ます。

 

 まあ、さすがに三国志の時代には、特許制度はなかったでしょうが、

 

 世が世なら、孔明は発明王としても名を馳せていたかもしれませんね(笑)

 

 それでは、また次回。

 

 

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【宮川のおまけ】

 

 いや~、先日も地獄を見ました。

 

 空手の練習で死にそうになりました(´д`)

 

 試合はもうちょっと先ですが、秋の大会に備えて、スタミナアップの訓練です。

 

 先日の試合組のメンバーは、41才白帯のわたしと、小学生緑帯2人と、ご年配の茶帯の方、計4

人でした。

 

 茶帯の方は、試合には出ないのですが、防具を着けて打たれ役になってくださいました。

 

 スパーリング形式で、とにかく、茶帯に攻撃し続けるんです。

 

 ひたすら、パンチとキックです。

 

 休み無しのノンストップです。

 

 1分でフラフラです。

 

 すでに、酔拳の達人レベルです。

 

 しかも、スパーリング時間は、とっても怖い師匠の感覚。

 

 師匠は、わたしたちの疲れた様子を見て、その限界を超えさせようとしているので、エンドレスな

んです(゜Д゜)

 

 

 師匠の声が聞こえます。

 

 「ホラ、あと1分!」

 

 わたしの心の声、「あと1分か~、すでにクタクタやけど、とにかく動き続けなきゃ」

 

 軽く1分以上 経過した頃、

 

 師匠の声。

 

 「よし、あと30秒!」

 

 わたしの心の声、「え~、師匠、あと1分て、言うたやん!もう、1分くらい経ってるで~、しか

し!」

 

 さらに30秒くらい経過したところで、

 

 また師匠の声。

 

 「よ~し、あと30秒!」

 

 わたし、「おいおい、師匠、約束が違うやないかい。たいがいにせなアカンで~、しかし!」

 

 さらに、30秒経過。

 

 師匠、「よ~し、あと20秒!」

 

 「ホンマ怒るで~、しかし!」

 

 

 結局、こんなエンドレス・スパーリングを3セット、やりました。

 

 這いつくばうようにして、道着を着替えてると、自分よりも、30才くらい若い先輩小学生に、励

まされました。

 

 彼らと少しだけ分かり合えた気がします(笑)

 

 それでは、お互いに、できることから一歩一歩、着実に成長していきましょうね。

 


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