第7回:中小製造業の知財の利用方法とは?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、知財を持っている人は、持っていない人に対して
何が言えるんでしたっけ?

そうですね。以下の2つです。

■「出てけ~!」・・・差止請求(さしとめせいきゅう)

■「弁償せいや~!」・・・損害賠償請求(そんがいばいしょうせいきゅう)

それでは、起業家や経営者は、知財をどのように
使っていけばいいんでしょうか。

その前に、知っておいて頂きたいことがあります。
それは、他人のアイデアを利用したり、
真似して事業を行うことは、
基本的には、合法であるってことです。

もちろん、商売倫理上の問題はあるかもしれません。
でも、他人から真似されたあと、
「ずるいで~!」と言っても、ダメなんです。

真似した方が合法である以上、
”真似された方が悪い”とまでは言いませんが、
少なくとも、真似されないように
手を打っておくべきだったとは言えます。

そこで、知財の登場です。
知財の持つ先ほどの2つの効果を充分利用すればいい訳です。

例えば、いま行っている事業や、
これから行おうとしている事業について、
これらの事業領域に競合が入ってきたときに、
その競合の行為を違法と言えるようにしておけばいいんですね。

製造業でしたら、特許などが有効ですし、
サービス業でしたら、商標などが有効です。

自分の事業領域に、特許や商標などの
知的財産権を設定しておけば、

■「出てけ~!」・・・差止請求(さしとめせいきゅう)

■「弁償せいや~!」・・・損害賠償請求(そんがいばいしょうせいきゅう)

と言える訳ですね。

知的財産をうまく使っていけば、ご自分の事業分野で
一人勝ち状態を作ることができるかもしれませんよ。

それでは、また次回をお楽しみに~!

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

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