第493回:IT系・ビジネスモデル系のアイデアを最速で特許にするには?Part3

今回も、IT系・ビジネスモデル系の
特許のお話し。

IT系・ビジネスモデル系で、
実際に特許まで進めるプロセスは、
以下の3つでしたね。

(1)問題出し

(2)解決アイデア出し

(3)調査

今回は、(2)解決アイデア出し。
実をいうと、解決アイデア出しは、
そんなに難しくはありません(・o・)

特に、IT系・ビジネスモデル系では、
モノの分野に比べて、
解決アイデアは、出やすいです。

IT系・ビジネスモデル系の分野って、
“じゃ~、こうすれば良いよね”
っていうのが、意外とできちゃうんですよね。

例えば、
・ここで注意喚起の警報を鳴らすとか、
・2ステップで分析結果を公開するとか、
・あるパラメータを取り込んで、結果に応じて
動作させるとか、
・全体を緩く部分だけを精密に解析するとか、
Etc

“こうすればできるよね”
となったら、あとは、
どうやってプログラムを組むか、
の問題ですよね(^_^)
特許を取る上では、実際の
プログラムレベルまでの具体性は
必要ありません(^0^)

なので、“こうすればできるよね”という
感じでも、特許を取れる可能性は
あります(゜ロ゜)

それが、モノの分野だと、物理的な制約が
結構多いので、そう簡単にはいきません。

この辺が、IT系・ビジネスモデル系の
分野では、特許が取り易いと言う理由です。

ただし、アイデアは出やすいけど、
誰もが考えられるような簡単なレベルや
既にあるやり方のコピーだと、
さすがに特許にはなり難い(>o<)

その場合、また(1)の問題出しに
戻ることも多いです(^o^)
つまり、簡単なアイデアに対して、
さらにその問題を出すことですね。
そして、さらにその問題に対して、
新たなアイデアを出すと、
またその問題を追及する。
このように、問題出し→アイデア出し
を繰り返すことによって、
問題やアイデアを深くしていくわけです。

このとき、2つのタイプに分かれます。
その問題に焦点を当てて、
立ち止まって深く深く思考するタイプと、
その問題から離れて、別の問題に
移るタイプです(*_*)

ここでは、前から言ってる
縦方向思考と、
横方向思考の違いですね。

人と違う価値あるものを生み出すには、
あきらかに縦方向思考が重要です。
別名、深海思考と言いましたね。

深海思考で、問題出しと
アイデア出しを深く行っていけば、
特許レベルに到達するのは、
そんなに難しくはありません(^o^)

逆説的ですが、そのためにも、
アイデアの数をたくさん出した方が、
思考を深めていきやすいです(^_^)

例えば、
アイデアAを考えた後、
別のアイデアBを考えた途端、
“そういえば、さっきのアイデアAも
こうできるよね“
ということで、アイデアA2が
生まれたりします。

アイデア同士が作用し合って、
相乗効果でアイデアが深まって
いきやすくなりますな(-_-)゜zzz…

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●●今回のネオフライト奥義●●

・問題出しとアイデア出しを繰り返そう!
・アイデアをたくさん出そう!
・深海思考で深く思考しよう!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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