第407回:中小製造業の知財経営とは?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、前回、粗利力について
お話ししました(^0^)
今回は、知財経営のお話し。

知財経営って、少し前からちょくちょく
聞くようになりました。
知財って大切だよとか、
知財を経営に活用しようとか
いろいろ言われてます(^0^)

まあ、そりゃ~、知財って大切なんだろう
けど、なにやらよく分からない感じが
しますよね(^_^;

わたしは、知財経営というのは、
粗利力経営ということだと
思っています(^-^)

これだけではよく分かりませんね。

中堅・中小製造業にとって、
付加価値を上げることが重要だということは、
まあ当たり前ですよね(^.^)

お客さまが製品を購入するのは、
価格に対して価値が高いからです。
つまり、「価値≧価格」ということですね。

なので、価値が高ければ高いほど、
価格を上げても、上の式は成立します。

ここで言う価値というのは、
絶対的な価値ではないですね。
あくまでも相対的な価値です(^○^)

例えば、ツバメの巣とか客観的に美味しいか
と言うと、もっと安くて美味しいものは
ありますよね(ーー;)

でも、ツバメの巣とかは数が少ないので
希少価値が高いですね!(^^)!
つまり、絶対的に価値が高いと言うより、
他に無いから相対的に価値が高い
ということになりますな(^○^)

要するに、相対的な価値の高さというのは
”他社には無い違い”の蓄積
だということですな(^o^)

実は、”他社には無い違い”というのは、
知財の根っこです。
まあ、完全に”他社には無い(ゼロ)”
となると、ハードルは上がりますが、
価値は相対的ですので、
その違いを持っている他社が少ないだけでも、
価値は相対的に上がりますねp(^_^)q

違いというのは、技術、製品、仕組み、
システムなどであって、
他社と違うこれら技術などは、
知的財産となり得ます(*^O^*)

知財経営というのは、知財を経営に
活用しようということのようです。
知財というのは、他社との違いです。
他社との違いがあると、相対的に
価値が上昇しますね(^○^)

価値が上昇すると、価格が上げられますので、
粗利にも反映されます。

つまり、
「知財→他社との違い→価値アップ
→粗利力アップ」
となり、企業財務へと影響していきます。

結局、知財経営というのは、
他社との違いを創造して蓄積していくこと
であって、それによって価値を上げ、
粗利力をアップさせるということですな。
(^○^)

逆にいうと、粗利力を上げるためには、
知財を創造して蓄積していくことが
重要になってくるということですね。

ただ、ここで言う知財っていうのは、
特許とか商標みたいな権利の意味ではなく、
ノウハウや仕組みなどの資産も含まれます。

広い意味での知財を創造・蓄積
していきたいですな。

続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・知財経営とは粗利力経営だ!
・知財とは他社との違いだ!
・他社との違いが相対的な価値アップ!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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