第346回:中小製造業の知財経営とは?Part2

 

今回は、知財経営Part2のお話し。

昨日、また「知財経営塾」の研修に

オブザーバーとして参加してきました(^○^)

「知財経営塾」というのは、

「知財を経営に活かそう」という趣旨で、

特許庁や経産省などが

中小企業に対して進めているプログラムです(^_^)b

わたしも、研修を聞いていて、

とても参考になりました。

ちなみに、ここで「知財」というのは、

特許権とか商標権といった

いわゆる「知財権」のみを意味するのではないです。

技術・ノウハウといった、

もっと広い意味の言葉です(^○^)

前回、知財経営について、こんな話しをしました。


自社の強みを使って自社の問題を解決していくという点では、

従来の方法論と本質的にはそんなに変わらない。

でも、自社の強みを、知財という切り口を使って

いろんな角度から認識する機会としてはアリ。

昨日の研修でさらに思ったことは、

知財を意識することによって、

見える化の意識レベルを上げられることですね。

もともと、自社の強みというのは、

なかなか認識しにくいです(>o<)

なぜ認識しにくいんですかね?

おそらく、強みの源泉となるものが

”見え難いから”というのが理由の一つだと思います(=_=)

ということは、”見えやすいようにする”ことによって、

その源泉を認識し易くなりますよね(@_@)

源泉が認識できれば、強みかどうかを判断できる。

このように、”見えやすいようにする”

ための一つの意識付け・きっかけとして、

知財を意識することが上げられますな(^_^)b

知財を意識すると、

今までモヤモヤしていたものが見えるようになり、

そして、見ることができれば、

文字や図などで明確に表現し易くなりますφ(.. )

強みの源泉を文字や図などで表現できると、

その源泉を客観的に認識し易くなるので、

さらに強みを認識し易くなる。

そうすれば、強みを活用しやすくなりますよね(^o^)

ちなみに、「認識」という言葉は、やや弱いので、

より明確にするために、「知覚」という言葉を使ってみる。

知財という意識レベルを高めることにより、

強みの源泉を知覚しやすくなり、

そのため、強みを知覚しやすくなり、

そのため、強みを活用しやすくなる。

という感じかな(^o^)

ということで、前回と同じで、

「知財経営」と標榜することによって、

今まで見えにくかった強みを知覚して活用しやすくなる、

という点では良いかな、と思いました(^□^)

ただし、「知財」にも不向きなことはありますね。

例えば、管理的な問題の解決には、

「知財」は、弱いような気がしています(ToT)

例えば、計数管理ができていなくて、

見積もり時の原価計算が甘く、

適切な売価設定ができていない、

といったような場合。

この場合、「知財」によってどうこうすると言うより、

会社の状況に応じた計数管理体制を作る、

という感じになりますね(^_^)

それとか、営業管理に問題がある、

といったような場合も同様です。

それでも、「知財」意識によって「強み」を知覚して、

「強み」を活用することによって

解決できる問題はたくさんあると思います。

「知財」アンテナ、上げてみてはいかがでしょう。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・知財のアンテナを上げよう!

・強みを知覚しよう!

・知覚した強みを活用しよう!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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