第337回:中小製造業の模倣防止策とは?Part2

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、前回、パクリについて

お話ししました(^0^)

今回は、パクリpart2のお話し。

パクることは、原則自由でしたね。

ただし、知財権などがあると、

例外としてパクってはいけないってことになるんでした。

パクリ者のパクリ心理プロセスについて、

パクリAIDAモデルを示すと、

以下の通り。

1.Attention(注意)・・・こんなんあるんだ~

2.Interest(関心)・・・うちでもできるじゃん。

3.Desire(欲求)・・・儲かるかも。

4.Action(行動)・・・よし、うちでもやろう。

今回も、2.Interest(関心)について。

ここでは、「うちでもできるじゃん」と

パクリ者が思うから、パクリ行為へと繋がるのであって、

「うちではできない」と、

思わせることができれば、

その後のパクリ行為を抑えることができるってことですな。

前回の知財権・ノウハウに続くのは、

「流通を押さえる」ということです(^.^)

特に、供給業者や提携業者による

部材・コンテンツなどを押さえること。

例えば、ある部材について、

特定の供給業者A社しか供給していないとすると、

その部材の提供について、

他社には供給しないという

独占契約をA社と結ぶ( ̄^ ̄)ゞ

こうすれば、パクリ社は、そのモノを作ろうと思っても、

部材を調達することができません。

部材としては、例えば、稀少な資源や

知財権・ノウハウによってマネのできない部品など。

それから、コンテンツを持っている会社と

提携することもよくありますね(^o^)

アメリカの~社のコンテンツを

日本で独占提供するという感じ。

2.Interest(関心)については以上です。

続いて、3.Desire(欲求)について。

こいつは、「儲かりそうだ」と思うから

パクリ者がパクるんであって、

「儲かりそうもないな」と思わせれば、

パクリ行為を抑えることができるってことですね(^O^)

まずは、上記の流れで、流通を押さえることです。

先ほどは、どちらかというと上流である川上を

押さえる感じでしたが、

こちらは、川下を押さえる感じですね(^○^)

例えば、販売先を独占する。

とある業界には、販社として、

大手トップ3などが存在していることがある。

その大手トップ3を押さえてしまえば、

パクリ者がパクって、ちまちま販売しても儲からない。

なので、大手販社に販売していれば、

パクリ者に「儲かりそうもない」と

思わせることができるかもしれない(^O^)

または、WEBなどで、圧倒的な販売実績を作っておく。

そして、ホームページで、大量のお客様の声を発信し、

懇切丁寧なコンテンツを長い時間かけて蓄積しているような場合、

懸命なパクリ者なら、「簡単には追いつけない」と

思うかもしれない(^0^)

そう、この段階でのパクリ防止には、

「簡単には追いつけない」という、

時間的アドバンテージによる蓄積の差がものを言いますな。

ということは、先行者としては、

情報や信用やコンテンツなどを

時間をかけてコツコツ蓄積して発信することを

最初から目指したいですな(^_^)v

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●●今回のネオフライト奥義●●

・川上を押さえよう!

・川下を押さえよう!

・意識して蓄積し発信しよう!

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3.Desire(欲求)についての続きは、

次回にお話ししよう。

それでは、また次回( ^o^)ノ

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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