第290回:中小製造業の特許出願の判断基準とは?

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、前回、経営プランについて

お話ししました(^0^)

今回は、出願のお話しです(^Д^)

たまにこんなことを聞かれます。

新たな技術や製品を創造したとき、

特許出願すべきか、すべきでないか?

その基準は?

なるほど、特許を取るのに、

出願~登録まで、約100万円くらい

かかる訳ですから、

確かに、出願すべきかどうか、

判断に迷うところですな(>_<)

わたしとしては、こんな風に考えています。

中小製造業は、まずは財務(^_^)b

財務の基盤のもとに、

出願を考えないと、

特許は、本当にお金がかかります(ToT)

そして、財務がクリアしていたら、

以下の3つの要素を考慮すべきですな。

●特許性

●技術性

●事業性

まずは、特許性。

これは、特許が取れそうかどうか、

ということですね(^-^)

特許というのは、

出願したからといって、

取れるかどうか分かりません(>_<)

特許が取れなかったら、

それまでの費用が無駄になりますね(T^T)

ですので、特許可能性がかなり低いのに

やみくもに出願するのは、

得策ではないですな。

どうせなら、特許可能性が高い方が良いですよね(^o^)

じゃ~、特許可能性をどうやって判断するか。

結論から言うと、専門家に聞くってことです(^O^)

特許に不慣れな人が、

ある技術に対して、特許が取れそうかどうか、

っていうことは、まず判断できませんよね。

それなら、専門家に聞いたほうが良いです(^.^)

専門家って言ったって、

周りにそんな人いませんわ、

という人もいるでしょう(×_×)

そんな人には、オススメです。

日本弁理士会というところが、

全国の支部で、無料相談を受け付けています。

こんな感じです。

https://www.jpaa.or.jp/howto-request/free_consultation/

相談は、すべて弁理士が対応します。

わたしも、関東支部で、相談員として

たまに応援にいくことがありますよ(^□^)

弁理士会というと、

よく分からなくて不安かもしれませんが、

全然普通の人間が、普通に対応してくれますよ(*^O^*)

30分間という制限がありますので、

あっという間に終わっちゃうと思います。

でも、無料ですから、

うまく活用すると良いでしょう(o^∀^o)

ただし、専門家であっても、

特許可能性をより精度よく判断するためには、

特許調査が必要になります(@_@)

特許調査をしなくても、

弁理士であれば、経験的に、

特許が取れそうかどうかは、

ある程度分かります( ̄^ ̄)ゞ

でも、特許というのは、

すでに出願されたものと比較した上での

相対的な判断になります。

なので、すでに出願されたものを

知らないと、正確には、判断できません(=_=)

たまに、「この製品と似たような特許ってありますか?」

と、リアルタイムに聞かれることがあります。

でも、リアルタイムに答えることはできません。

特許出願というのは、

年間40万件前後が、何十年も蓄積されてきた訳で、

そのすべての内容を知ることは、

人間の業(わざ)ではありませんね(*_*)

つまり、正確には、特許調査が必要だということです。

出願前には、できるだけ特許調査をした方がいいです。

特許調査によって、この部分で特許が取れそうだな、

とか、こいつは再考が必要だな、

とかが分かります(*^O^*)

 

 

まとめますと、出願すべきかどうかについては、

特許性を検討しましょうってこと。

特許性を検討するには、専門家に聞いて、

さらに、特許調査をするとなお良いです( ̄∇ ̄)

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●●今回のネオフライト奥義●●

・特許出願するかしないは、まずは財務!

・それから、特許性の検討!

・特許調査、ぜひオススメです!

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次回以降、技術性や市場性などの

他の検討項目についてお話ししま~す。

それでは、また次回( ^o^)ノ

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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