第285回:中小製造業の失敗しない弁理士選びとは?Part3

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、前回、弁理士選びについて

お話ししました(^0^)

今回は、弁理士選びPart3のお話しです(^Д^)

前回お話したように、

中小企業が弁理士を選ぶ際の、

星三つの重要ポイントは、

以下の4つでした。

(1)人柄 ★★★

(2)経験年数 ★★★

(3)事務所の規模適正 ★★★

(4)料金 ★★★

今回は、料金についてです。

料金は、もちろん安いに越したことは

ありませんよね(^0^;)

ただ、高い・安いと言っても、

その相場感がよく分からないんじゃないかな。

ということで、まずは、料金の相場感のお話しです。

料金は、法律で決められている訳ではありません。

各事務所が、自由に決めることになってます(^_^)b

なので、相場感をお話しすると言っても、

実際の料金は、各事務所によって違います、

ってことになっちゃいます(‘_’)

それだと、相場感がよく分かりませんよね(^_^;

ということで、料金に関しては、

弁理士会のアンケートがあります。

おそらく、客観的なデータは

ここくらいしかないんじゃないかな(・∀・)

https://www.jpaa.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/03/question1.pdf

このページに、平成21年度のアンケートがありますね。

例えば、特許出願として、「質問1」を見てみます。

特許出願の料金のアンケート結果は、こんな感じ(^_^)

●1位:25~30万円(42%)

●2位:20~25万円(29%)

●3位:30~35万円(14%)

ざっと、30万円前後といったところでしょうか。

ただし、アンケートの条件に

少し注意が必要かな(^-^)

条件を見てみると、

以下のようになっています。

◆明細書4ページ、請求項数5、図面5枚

これは、弁理士が作成するボリュームとしては、

かなり少ないですね(^_^;

実際のボリュームとしては、

こんな感じが多いように思います。

◆明細書6~20ページ、

請求項数5~15

図面5~15枚

料金は、書類のボリュームによって変わってきますので、

実際の料金は、アンケート結果よりも、

少し高いような気がします(^0^;)

となると、普通の特許出願手続きで、

25~35万円くらいが一般的でしょうか。

ただし、ボリュームによっては、

40万~50万円になることも

珍しくはないと思います(・∀・)

料金の相場感としては、

何となくお分かり頂けましたでしょうかね(^_^)b

さて、冒頭に申し上げたように、

料金は安いに越したことはないでしょう( ̄。 ̄;)

しかし、中小製造業の

”失敗しない弁理士選び”

という点に重きをおくなら、

少なくとも相場感以上の料金を設定している方が、

わたしは良いと思います(*_*)

まあ、高すぎても何ですけどね。。。

前回もお話ししましたが、

特許事務所が、中小製造業のお客さまをサポートする場合、

発明のブラッシュアップから入り込まないと、

なかなか特許レベルまでいかないのが一般的です(>o<)

このブラッシュアップには、

意外と手間暇がかかりますので、

中小製造業のサポートとなると、

安く大量に案件を回転させる、という、

大企業向けのビジネスモデルがなかなか使えません(^_^)b

なので、理由もなく相場感以上にただ安い、

という料金設定は、

中小製造業が選ぶには、

あまり得策ではないと個人的には思っています。

ということで、中小製造業としては、

相場感以上の料金設定をしている

特許事務所を選ぶのが良いんじゃないでしょうか(^-^)

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●●今回のネオフライト奥義●●

・中小企業は、相場感以上の料金設定を選ぶべし!

・安ければ安いほど、良いってもんでもない!

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ちなみに、上記見解は、

あくまでもわたし個人の見解です。

唯一絶対の答えはありませんので、

ご了承くださ~い(o_ _)o

それでは、また次回( ^o^)ノ

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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