第241回:特許で必要な新しさとは?

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、今回は、新しさのお話し(^0^)

特許が認められるための条件の一つとして、

新しさがありますね。

これを「新規性」といいます(^o^)

それにしても、新しさがあるってどうやって

証明していくんでしょう?

「このアイデア、新しいんです!」

と、言葉で言っただけでは、証明にはならないし。

よくよく考えてみると、ナゾですな(?_?)

実は、新しさというのは、

「今までに公開されたアイデアと同じじゃありません」

という感じで、証明していきます。

具体的には、既に公開された特許公報の内容と

同じものは、新規性なし、

異なるものは、新規性あり、

ということになります(^○^)

なので、特許庁の審査官は、

あるアイデアに対して、

過去の特許文献を検索して、

そのアイデアと同じものがないかどうかを調べますφ(.. )

そして、同じものがあったとなると、

「新規性がないので、特許を認めません」

などと、拒絶してきます(T^T)

一方、過去の特許文献をある程度検索して、

その調査の中では同じもの見つからなかったとなると、

「新規性クリア」

となります(^▽^)

まあ、特許が認められるためには、新規性だけではないので、

新規性をクリアしただけで、直ちに、特許OKとはなりません。

実は、新規性をクリアするのは、

さほど難しくはありません(・o・)

今まで公開されたものと、少しでも異なれば、

一応、新規性はクリアとなります。

例えば、ある物とある物を組み合わせてみます。

今、目に見えるものとして、

・マウス

・消しゴム

・ボールペン

・ホッチキス

などなど。

これらのうち、

「マウスの先に消しゴムを付けました」

とか、

「ボールペンの根元に、小型ホッチキスを付けました」

などと、いろんなものができますね。

もしかしたら、これらって、

すでに公開されたものと同じではないかもしれません。

だとしたら、これだけで、新規性クリアですね。

う~ん、イージーじゃないか。

新規性、意外と簡単なんですな(・∀・)

 

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●●今回のネオフライト奥義●●

・特許には新しさが必要です!

・新しさとは、既に公開されたものと同じじゃないってこと!

・新規性のクリアは、意外と簡単!

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前回お話しした横方向思考によって、

いろんなものを組み合わせれば、

それこそ、無限にいろんなものが頭の中でできちゃいます(^0^)

そして、比較的簡単に、新規性をクリアできます。

しか~しだ。

もちろん、それだけで特許が取れるわけではない。

第2の大きな壁が待ってます。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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