第238回:アイデア創出のための縦方向の思考とは?

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、今回は、思考の方向性のお話し(^0^)

アイデアを出すときの方向性とでも

言いましょうか。

アイデアを出すときは、

横方向ではなく

縦方向に深く思考するのが基本です。

発明初心者によくある傾向として、

横方向プラス思考というのがありますね。

あるアイデアに対して、

別の機能も盛り込んで、

さらに別の機能も盛り込んで、

それからさらに別の機能も盛り込んで、

っていうように、

異なる機能がどんどん付加されていく感じ。

しかもその付加されていく機能が

ほとんど既知の機能だったりする。

つまり、既知の機能をたくさん組み合わせれば、

未知のものになるっていう考えですね。

こういう思考だと、

価値の高いものが生まれにくいですね。

思考が浅いまま、横に広がってるだけなんです。

例えば、こんな感じ。

ある収納袋に

ポケットを付けて、

取っ手を付けて、

フタを付けて、

さあ、多機能なものができました。

別のものでいうとこんな感じ。

あるシステムに

メール機能を付けて、

チャット機能を付けて、

テレビ電話機能を付けて、

さあ、便利なシステムができました。

こういう考え方は、かなり多いです。

この考え方のメリットは、

簡単に新しいものが考えられるってこと。

発想というのは、

既知の要素と既知の要素の未知の組み合わせ、

ですから、

横方向に思考しても、確かに新しいものは

産まれるでしょう。

そして、産みの苦しみをさほど感じることなく、

楽しみながらできちゃう。

なので、やってて楽しいし、

このレベルで一攫千金なんぞできたら、

さぞ楽しいでしょうな。

しか~しである。

あえて言おう。

この思考でいる限り、

大して価値のあるものは産まれません。

横方向思考は、

全体として考えが浅いままなので、

それくらいのことは、誰もが考えてます。

自分だけのアイデアと思ったら大間違い。

表層だけをなぞるような

浅いアイデアを出して喜ぶのは、

初心者レベル。

もちろん、初心者は、それでもOKですね。

浅いアイデアが出せるようになったら、

次は、縦方向思考を目指しましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●

・横方向思考は、初心者レベル!

・次のレベルは、縦方向思考!

━━━━━━━━━━━━━━━━━

一つの要素に対して、

立ち止まって、深く深く思考していくのが、

縦方向思考。

その先の奥底にある世界を目指すのが、

深海思考です。

続きは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

特許無料レポートお申し込みフォーム

業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ


*
*
メールアドレス*
コメント