第372回:中小製造業の模倣対策とは?Part8

今回も、パクリのお話し。

さて、(3)パクられても撤退に導く作戦

として、こんな感じがありましたね。

1流通をおさえる

2人材・組織の強化

3冠を被る

4品揃えを充実させる

5ブランド・ストーリー

6囲い込み

今回は、5.ブランド・ストーリーについて。

ブランドやストーリーというのは、

信用・信頼とか、社長の思いとか、共感ストーリーなどですな。

これからの時代、ますます重要になってきますね(^▽^)

でも、これらの点って、

意外と軽視されてるような気がします(>o<)

特に、中小メーカーで、ブランディングを意識している会社は

本当に少ないですね(>_<)

ブランディングというのは、

結局のところ、”他社との違い”の

時間的集積だと思っています。

なので、”他社との違い”を認識しているかどうかが、

まずは重要なポイントですな。

でも、”他社との違い”を認識している会社が

そもそも少ないですよね(ToT)

まずは、他社を知るところから始めたいですな。

それから、共感ストーリーというのもポイントですね。

例えば、”おじいちゃんのノート”などがありますな(^○^)

モノとしては、「方眼ノート」で、

見開いたときに、中央が膨らまず、ほぼ水平になるらしい。

このノート、最初は全然売れなかったのですが、

孫娘がTwitterでつぶやいたφ(.. )

「うちのおじいちゃん、ノートの特許とってた。

宣伝費用がないから宣伝できないみたい。~」

こんな感じのつぶやきで一気に拡散され、

大人気商品になりました(゜◇゜)

おじいちゃんを応援する孫娘、というストーリーが

受け入れられやすそうですね。

こんな感じです。

https://toyokeizai.net/articles/-/128633

それから、6.囲い込みについて。

こいつは、ファン化とか精神的繋がりみたいなものですな。

例えば、以前、このメールレターで取り上げた

”宝塚”。

兵庫と東京にある宝塚劇場は、

合計で約4,500人を収容します。

それが連日満員で、稼働率は100%。

年間で270万人を動員したそうです(°0°)

以前のメールレターにも書きましたが、

2013年のJ-POPライブの観客動員数は

こんな感じ。

●1位:EXILE・・・112万人

●2位:東方神起・・・89万人

●3位:関ジャニ・・・78万人

●8位:AKB48・・・67万人

これらを見ても、宝塚の観客動員の力が分かります。

でも、わたしの回りで宝塚を見に行ってる人って、

ほとんど聞いたことないですね(^_^;

なので、おそらく、一部の強烈なファンが、

何度もリピートしてるんでしょうね。

こうなると、他社はマネしようにも事実上マネできませんな。

囲い込みの力、恐るべし(°°)

続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・他社との違いからブランドを積み上げよう!

・共感ストーリーを作ろう!

・囲い込み力、侮るなかれ!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

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