第361回:中小製造業の情報発信とは?Part4

 

今回も、伝えるお話し。

モノを売るとき重要なのは、

顧客の脳に入力される”情報”でした。

顧客は、入力された情報を

各顧客の脳に記憶された価値基準と比較して

しきい値を超えたら”価値”ありとして出力する。

この信号は、脳内のモーターに入力されて、

このモーターが脳をプルプル揺さぶる( ̄∀ ̄)

そして、脳がプルプル揺さぶられると、

”欲しい”となる訳ですな(^▽^)

さて、

「各顧客の脳に記憶された価値基準と比較して」

の中で、まず注意すべきは、

「各顧客」という部分ですな(^O^)

ここは、今の時代、とても重要です。

今は、モノはあふれてるし、

いろんな価値観が認められてるし、

価値基準は、人それぞれですよね(^o^)

しかも、かなり細分化されてる。

つまり、Aさんに記憶されている価値基準と、

Bさんに記憶されている価値基準とは、

かなり異なってますよね。

価値基準が異なるということは、

しきい値を超える情報の種類も

異なるということですな(^O^)

なので、買い手が発信すべき情報は、

各個人に記憶されているそれぞれの価値基準を想定して、

そのしきい値を超えるようなものにすべきですな。

つまり、Aさん個人の価値基準を想定すべきということです。

ここで、問題になってくるのが、

Aさん個人を設定して、

Aさん個人にしか分からないような情報を発信すると、

Aさんしか買わないんじゃないか、ということ(‘_’)

 

このことは、よ~く言われますね。

結論を言うと、おっしゃる通りだ(^_^;

Aさん個人にしか分からない情報を発信しても、

Aさんの脳しか揺さぶれない、ということになりますな。

もちろん、Aさんだけが買えばいいっていうなら良いんだけど、

ビジネスなので、そうはいかないですね。

でも、老にも若にも男にも女にも、

すべての人に売ろうとすると、

価値基準が広くなりすぎて、

なかなかしきい値を超える情報を発信することができない。

そうなると、脳が揺さぶられ難くなって、

結局、さほど売れなくなってしまう(>_<)

そうなると、”個”もダメで、”全”もダメということになる。

 

じゃ~、どうすれば良いんだろうか?

わたしの考えとしては、

個寄りの”まとまり”を想定すべき、

ということですな。

つまり、”個”すぎては小さくなりすぎるし、

”全”すぎてはボンヤリしすぎる。

なので、完全な”個”ではない、

”個”寄りの”まとまり”を想定したい(@_@)

この”まとまり”に対して

情報を発信することになりますね。

しかしだ。

実際には、

”まとまり”から入るべきではなく、

”個”から入るべきなんですね(^0^;)

この辺は、微妙な関係なので、

続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・各顧客の脳に記憶された価値基準が大事!

・”個”すぎても”全”すぎてもダメ!

・”個”寄りの”まとまり”を想定しよう!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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