第347回:中小製造業の問題解決とは?

 

今回は、問題点のお話し。

経営コンサルタントとして会社を見る場合、

この会社の課題はどこか?

という観点で見ることが一般的ですな(p_-)

ただ、課題っていう言葉は、いささか分かり難い(>o<)

課題って、問題とか、解決すべきものとか、

いろいろな意味合いがあって、

それぞれ微妙に異なるんですよね。

そこをハッキリしておかないとね。

ここでの課題というのは、

問題点という意味です(^_^)b

つまり、会社の問題点を探るってことです。

もちろん、問題点なんか、

突こうと思えば、いろいろ出てきます(^_^;

表面的には、問題となる部分は、

いろいろ見えますからね。

社長だって、自社の問題点は

いろいろ分かってる。

でも、ここで重要なのは、本質的で重要な問題点ですね。

ここを直せば会社が良くなるという、

超重要な問題点ということです(^_^)b

こいつを「本質問題点」ということにしよう。

会社を良くするには、

いろんな問題点の中から、

「本質問題点」を知覚することが重要ですね(@_@)

「本質問題点」が知覚できたら、

あとは、その「本質問題点」を最優先で改善していく。

あまり上手くいってない会社では、

社長は、自社の色んな問題点は認識していても

どれが「本質問題点」なのかを

知覚できていないことが多いですね(ToT)

このような「本質問題点」を知覚する場合、

どうすれば良いんでしょうか?

コツは、細分化と客観性です。

細分化というのは、文字通り、

細かく分けるということですな(=_=)

製造業でいうと、「本質問題点」は、

だいたい、以下の4つの中にあります。

●マネジメント系

●人事・組織系

●営業・販売系

●製造系

これらの中で、どこに「本質問題点」があるのかを

紐解いていく訳です。

そして、なぜそうなっているのかを思考していく(-_-)゜

細分化して深く潜っていくということですな。

 

また、客観性というのは、

主として数値による分析ということですねφ(.. )

感覚というのは、意外と当てにならないことがあって、

客観的事実と異なっていることが結構あります。

なるべく数値による客観的な評価ということを

意識したいですな(@_@)

例えば、売上が下がっているという場合。

顧客別、商品別に細分化して、

売上数値によって確認する。

また、粗利が下がっているという場合、

顧客別、商品別に細分化して、

粗利数値によって確認する(‘_’)

顧客別・商品別の売上は、

データを追いかけられることが多いですが、

顧客別・商品別の粗利は、

データが整備されていないことも多いですね。

そんなときでも、結構大変ですが、

なるべく取引ごとの売上原価を出して、

取引単位でどんな数値になっているかを知覚しますφ(.. )

こういう地味な作業を経て、

なるべく客観的に事象を整理していきます。

その上で、各事象の因果の関係を探っていき、

「本質問題点」を浮き彫りにする感じですね(p_-)

まあ、実際には、

これが「本質問題点」だという仮説を作って、

その仮説を確かめていく

というように進めていきます。

ぜひ、自社の「本質問題点」を探ってみましょう。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・自社の「本質問題点」を知覚しよう!

・ポイントは細分化と客観性!

・仮説を作って確かめていこう!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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