第333回:中小製造業のモノの売り方とは?Part2

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、前回、もの作りについて

お話ししました(^0^)

今回は、売れる発想のお話し。

”モノが良ければ売れる”

この発想は、いささか心もとない(^_^;

モノが良いだけで、売れるわけではない。

モノを売れるようにするためには、

買う人に”欲しい”と思わせることですな(o^^o)

そんなの当たり前だ、と思うかもしれない。

しかし、こいつは、

モノを売るためには、本質的に重要なポイントとなる。

ここで、購入者の購入までの心理メカニズムを考えてみよう。

まあ、色んなモデルがあるのですが、

ここでは、些末な差異はあまり関係ないので、

一番単純な、このモデルを使ってみる(^o^)

●AIDA(アイダ)

マーケティングの世界では、古典的なモデルですな(@_@)

購入者は、以下の4つのプロセスをたどるということです。

1.Attention(注意)

2.Interest(関心)

3.Desire(欲求)

4.Action(行動)

要するに、購入者がモノを購入するとき、

こんな感じになるということ。

1.Attention(注意)・・・こんなんあるんだ~

2.Interest(関心)・・・ちょいとおもろいかも。

3.Desire(欲求)・・・欲しいかも。

4.Action(行動)・・・うん、買っちゃおう。

”モノが良ければ売れる”

という場合の、”売れる”というのは、

上の4つのどの段階でしょうかね?

はい、4.Action(行動)ですな(^_^)b

しかしだ。

購入者の心理プロセスを細分化してみると、

直ちに購入という行動を起こすわけではなく、

実は、そこに至るまでの心理の流れがありますね(=_=)

まずは、1.Attention(注意)。

とにもかくにも、購入者にモノを知らしめなきゃいけない。

モノを知らしめるには、時間がかかりますね。

しかし、ビジネスは待ってくれない。

時間をかけないとなると、

お金をかけるのが手っ取り早い(@_@)

宣伝広告ですな。

色んな媒体によって、とにかくモノの存在を知らせる。

これによって初めて、潜在的な購入者が、

モノの存在を認識してくれる(^o^)

でもまだ売れない。

次に、2.Interest(関心)。

潜在的購入者に、”良さそう”と思わせないと。

どんなやり方がありますかね。

う~ん、そもそものモノのデザインとかね。

もちろん、それだけじゃダメ。

パッケージ、写真、キャッチコピー、説明文などなど。

ここで、いかに潜在的購入者に”良いかも”と、

心を動かせるか、ですねp(^_^)q

でも、まだ売れない。

次に、3.Desire(欲求)。

ここで、”欲しい”と思わせる\(^_^)/

まあ、2とダブる点もあるけど、

写真や説明文なども欲求につながりますね。

あとは、購入者の声とか、

値段とか、分割払い・カードOKとか、

配送OKとか、その他もろもろ。

これで、”買える。うん、買おう”となる訳ですな。

モノの善し悪しが本当に分かるのは、

買って使った後ですよね(*_*)

そのときは、”良いモノ”であれば、

リピート購入もあるわけで、

やはり”良いモノ”であることは重要です(^_^)b

でも、最初に購入者が買うときには、

モノの本当の善し悪しはさほど関係はなく、

いかに、その存在を知らせて、

”良いね、うん、買おう”と思わせるかですね。

これがないと、モノは売れませんな(=_=)

━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●

・購入者の心理プロセスを細分化してみよう!

・購入の前にいくつかのプロセスがある!

・”良いね、買おう”と思わせよう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━

この辺の話しは、マーケティング的には、

当たり前と言えば当たり前。

でも、もの作りの場面でも、

結構重要になってきますね。

その辺をまた次回お話ししましょう。

それでは、また次回( ^o^)ノ

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

特許無料レポートお申し込みフォーム

業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ


*
*
メールアドレス*
コメント