第154回:中小製造業の特許情報の活用とは?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、特許情報のお話し。
特許というと、とかく権利という面に意識が向かいがち。
独占権とか、排他権とかね。
まあ、今まではそうでした(^.^)

しか~しである。
特許で重要なのは、なにも権利だけではないんですな。
特許には、もう一つ別の側面があるんです。

それが、「情報」という側面です。
何たって、公開される特許の公報には、
出願人や発明者の名前、出願日などが掲載される
だけでなく、技術内容が事細かく説明されています。

つまり、どの会社がどんな研究開発をしているかが
特許公報を見ると分かってしまうんですね(・ω・)

例えば、こんな感じ。

a会社→X技術周辺

b会社→Y技術周辺

c会社→Z技術周辺

 

これによって、業界の技術動向が
すすけて見えてきますね~。
そして、自社の客観的・技術的な立ち位置も
見えてきます。

中堅・中小製造業の場合、
自社の技術的立ち位置を頭の中で
分かっているつもりでも、
客観的に把握していることは
意外と少ないですね。

特に、競合の技術について、
あまりよく知らないというケースが多いです(・o・)

己を知るだけでなく、
敵を知らないと、適切な道を進めませんね。

そんな技術情報を収集するには、
特許情報が一番効率的だし、効果的です。

ぜひ、特許調査を行って、
特許情報を集めてみましょう。

そして、それら特許情報を
自社の開発の方向性を決めるための
材料としていきましょう。

今までより、精度の高い決定ができますよ。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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