第452回:請負加工業の成長・発展の方策とは?Part3

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、前回、請負加工業に
ついてお話ししました(^0^)
今回も、請負加工業のお話し。

これから、請負加工業が成長・発展する
ためのキーワードは、
「違い力」
です(`へ´)

他社と何らかの違いを創るという
ことですな。

それでは、どういう方向で違いを
創っていけば良いんでしょうか?
どこで違いを創るか、ってことです。

これからの請負加工業の
”違い”の方向性は、
以下の2つでしょう(^_^)v

(1)本業勝負
(2)自社製品・自社技術

まずは、(1)本業勝負ですね。
請負加工業の本業となると、
勝負所は、QCDですね(^-^)
一応、こんな感じ。

・Q(Quality:品質)
・C(Cost:価格)
・D(Delivery:納期)

これらQCDのうち、どこをウリにして、
どこで違いを創るかってこと。
もちろん、絶対の正解はありません。

一番マズいのは、Cの価格だけで
勝負することですね(^_^;
単純に価格を下げれば、
粗利が下がって、
ただでさえカツカツなのに、
とてもじゃないですが、
最終利益はでませんね(>_<)

価格を下げるのなら、
なぜ価格を下げられるのか、
それで利益が出るのか、
他社とは違う仕組みや理由が
必要です(・∀・)

まあ、価格勝負を真ん中に据えるのは
中小製造業では厳しいでしょうね。
なにか特別な手立てがないのなら、
できれば、他の領域で勝負したいです。

次いで、Qの品質。
まあ、これはアリでしょうね。
品質を追求するってことですね。
特に、何かの加工や分野に
特化したいですね。
○○加工をやらせたら超高品質、
って感じ(^-^)

ただ、競合他社だって品質を追求
してますので、生半可な品質では
違いはさほど出ませんね(?_?)
”これで行く”、と決めたら、
日本一を目指すくらいの覚悟と
時間が必要でしょう(`´)

この場合、魅せ方や情報発信の
仕方も重要ですね。
技術力ではさほど違いはなくても、
魅せ方によって大きく変わってきます。
品質を磨くと同時に、
魅せ方も研ぎ澄ませていきたい。

最後に、Dの納期。
短納期で勝負することですね。
”短”というくらいだから、
競合他社の納期よりも短くすることが
必要なわけで、
これにも、他社とは違った仕組みや
理由が必要です(`ε´)

単にがんばって納期を短くする程度なら、
競合もみんなやってます。
それ以上にさらに短くするとなると、
他社よりも短い納期を実現するだけの
仕組みを創造しないといけません。
この場合も、”短納期で行く”と決めたら、
それを実現させるための創意工夫と
覚悟と時間が必要です(`Д´)

まあ、いずれをとってみても
簡単ではありませんね。
簡単だったらみんなやってるわけで、
それでは”違い”にはなりません。
むしろ、簡単じゃないから、
みんなできないわけで、
ここを創造できるかどうかが、
これからの請負加工業に
必要な違い力となりますね。
つまり、他社とは違った仕組みを
創ろう、ってことですな(^O^)

長くなりそうなので、
続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・本業勝負か自社技術か!
・QCDで違いを創造せよ!
・他社とは違った仕組みを創れ!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

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