第134回:アメリカの技術の底力とは?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、アメリカの底力(そこぢから)のお話し。
アメリカっていう国は、まったくもって、あなどれませんな。

アップルやインテルやクアルコムなど、
世界的にもかなりのビッグネームが揃ってますよね。

でも、1980年代には、日本が大躍進して、
アメリカは、レーガン大統領時代、
双子の赤字に陥ってました。

この頃の日本は、経済的には絶好調で、
アメリカの製造業は凋落するかもしれない
という雰囲気。

しか~しである。

そこから、アメリカの底力が発揮されるんです(゜Д゜)
アメリカは、日本を徹底研究。
アメリカの強さは、知的財産にあり、
と分析して、特許強化政策に突入します。
世に言う、プロパテント政策ってやつです。

さらに、外国の優秀な技術者などを
たくさん受け入れました。

いつの間にやら、強いアメリカが復活してましたもんね~。

ちなみに、アメリカ合衆国憲法第1条には、
こんなことが書いてあります。


議会は、次の権限を有する。
著作者及び発明者に、
一定期間それぞれの著作及び発明に対し
独占的権利を保障することによって、
科学および有用な技術の進歩を促進すること。

特許法を有する国は多いですが、国の規範たる憲法に、
ここまで知財が明文化されている国というのは
極めて珍しいですな(・o・)

1783年、イングランドから独立した
アメリカの建国者たちは、科学技術への取り組みを
振興し、産業を発展させるという、
強い意志を込めたのかもしれませんね~。

ちなみに、1861年に16代大統領となった
リンカーンも発明家でした。
彼は、演説でこんなことを言ってます。

「特許制度は、天才の火に利益という油を注いだ。」

それから、数年後の1868年に、
エジソンが、「電気投票記録機」で、
初の特許を取得しています。

天才エジソンの出現は、アメリカの科学技術にとっても
極めて大きかったと言っていいでしょうね。

まだ薄暗かった時代に、電力システムを
普及させた人ですからね。

エジソンの作った会社が、GEという超巨大企業にまで
成長していきました(・∀・)

こういう科学技術に対する強い意識は、
まさにアメリカの底力となって、
強いアメリカを支えている気がする。

さて、1980年代のアメリカの危機状況、
まさに、いまの日本と似た状況なのかもしれませんね。

今こそ、日本は、アメリカに学ぶ必要があるのかもしれない。
こんなところで、終わるわけにはいきませんな。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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